品質第一!こだわりの素材たち ー木枠編ー
ごあいさつ
こだわりの素材たちをお伝えしている
連載第三回では
「木枠」についてご紹介いたします。
丈夫で長持ち、長く使えて
愛着もわいてくるソファは
外見的な魅力だけではなく
支える土台が確かなものでなければなりません。
NOYESでは
「永く愛され続けるソファでありたい」
を信条として
木枠の開発を行っています。
いつでも安心して
身体をゆったり、あずけていただける
NOYESソファの構造の真実に迫ります。
永く愛されるソファであるために ー NOYESソファの構造 ー
NOYESのソファはこんな構造をしています
木枠についてのおはなし
上の構造写真をみていただくと、木枠フレームはソファの土台の大部分であることがお分かりいただけるかと思います。ソファの種類によっても異なりますが、基本的には中が空洞になっており、身体を受け止める面にS字バネ、PPテープ、ヘッシャン、ウレタン、樹脂綿・・と重ねて取り付けることで重力に永く耐えられる構造になっております。またNOYESのソファには、森林伐採の問題を考えできるだけ少ない部材で強固になるよう、開発の時点から木枠職人と打ち合わせを重ねた、木製のフレームを採用しております。木は軽く、通気性が高いことや、しなりに強いこと、また日本の職人が昔から扱ってきた素材であることで、長年の経験と知識、開発を重ねて自信をもってお届けできるソファとなっています。
安心してくつろいでいただくための選択 ー 疑問にお答えいたします ー
Q.どんな木を使っているんですか?
カポール材や針葉樹合板など様々な材料を使用しています。以前はラワン合板(一般的に言うベニヤ板)という機械強度が強く加工が行いやすいものを使用しておりましたが、産地である東南アジアの環境保全の動きに合わせて、針葉樹合板に移行しました。針葉樹合板は、曲げの強さ・引っ張りの強さ・せん断の強さや耐衝撃性にも優れている材料です。お客様が安心して永く使っていただける材料選定を心掛けています。
Q.木枠って大切なんですか?
とても大切な部材です。お客様のご自宅の基礎や柱と同様にソファも基礎となる木枠の設計や強度は大切なものになります。基礎が十分なものでなければ、しっかりと身体を支えることが出来なかったり、長く使用することが出来ません。また、多湿である日本の風土を考えますと通気性に優れる木材を基礎に使うことはお客様が快適に過ごしていただける助けになります。
Q.身体に害のない木枠ですか?
木材自体は天然のものなので身体への害はありませんが、合板や集成材を作る際には接着材が使用されます。また、ソファを製造する際にも接着材を使用します。これはソファだけで無く、ご自宅など住宅建材も同様です。NOYESでは、JIS規格においてホルムアルデヒドの放散量による等級区分が最も高いF☆☆☆☆の接着材を使用しております。F☆☆☆☆は放散量が小さく使用規制が必要ない建材になりますので安心してソファをご使用してください。
Q.折れたり、割れたりするのが心配です。
木材なので、折れたり割れたりする可能性はゼロではありません。NOYESではお客様が安心して使用していただけるように開発の最終関門として製品を強度試験に出しています。その試験で破損がある場合はもちろんですが、破損の可能性があるものは改良を重ねて安全を確認した上で販売に至ります。また、NOYESソファは保障において木枠の破損が含まれていますので、安心して使用し続けていただけるフォロー体制も整えています。
Q.軽いソファだとすぐ壊れるような気がして心配です
軽い=部材が少ないという捉えることは出来ますので重さもひとつの目安になる場合もありますが、大切なことは材料と設計です。力の支え方や強度を考えて、どのように設計し、どんな部材を使うのかはとても大切です。製造においても自社基準で「これ以上の細さは不可」などの厳しい安全基準を設けていますので、軽くても安心して使用していただけるソファを用意しています。
また、NOYESでは各製品毎に木枠の画像も見ることが出来るように調えておりますし、実際に工場で製造現場や部材を見学していただくことが出来ます。
安心・安全とよりよい座り心地の追求 ー専門店としての心がけと安心のカタチー
F☆☆☆☆
上記にも少し登場いたしましたこちらの表記は、「シックハウス症候群」の原因物質の一つとして知られるホルムアルデヒドの含有率を等級別に表した表記で F☆☆☆は0.5mg/L・ F☆☆☆☆が0.3mg/Lと国によって定められた数値となり、 F☆☆☆☆を使用しているものはホルムアルデヒドの放散量が最も少なく、環境にも配慮された木枠フレームとなり、これを採用しております。
適材適所
ソファの木枠構造は頑固にすればするほど重くなってまいります、 またその分木材も使い価格も上がります。でも、ただただ頑固にすれば良いというのではなく、適材適所という言葉通り、そのソファにあった限度ある構造にて木枠を製作しております。
また、木枠に用いられている材質によっても重さは異なりますので一概に重いソファは強度があるとは言えませんが、 やはり、座前、肘裏、背裏に合板で補強してあるソファは重さも重くなり、また強度もしっかりとしたソファといえます。
木材を取り扱う上での注意点
お客様が永く安心して使用出来る材質選びと設計は1番ですが、最近は材料(木材)が無くなっていく中での物作りも考えています。環境保全のため世界中で森林伐採が出来なくなってきており、今まで使用してきた木材が手に入れることが出来なくなってきています。
お客様が心地良く快適に使用し続けることが出来るように、修理や修繕のし易さ、フルカバー仕様での製作など、耐久性はもちろんですが、変わっていく環境の中でも長く使い続けることが出来るような物作りを心掛けています。例えば、現在は木枠にSバネを固定していますが、Sバネごとフレームで用意することで木材の量を減らしつつも強度を向上させるなどの開発に取り組み始めています。
安心なソファとの出逢いをごゆっくりお楽しみください
職人は目に見えない未来の安心をお届けするべく
今日もソファの開発・製作に努めております。
デザインをおしゃれなものにすることも
勿論大切なのですが
それ以上に
そのソファに座っていただいたときの
笑顔や楽しい時間がより永く続くことを想い
ソファをお届けしております。
お選びいただく中でご不安なことがございましたら
どうぞお気軽にご連絡くださいませ。