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他に類を見ない座り心地のモールドウレタン

Decibel Professional Point

モールドウレタンとは

モールドウレタンとは、造りたい形状の鋳物を作りその中にウレタンの液を注入し、短時間で発泡させて作るウレタン製造方法の一つで、公共の場所でも耐久性と信頼性を求められる際に広く使われています。ソファに使うモールドウレタンはDecibel Professionalの様に座クッションに用いられる他、木枠では形状が出しにくい微妙なデザインワークの箇所、ひじ部分や本体全体など多岐に渡っています。

モールドウレタンの特長
1) 型くずれしにくい。
2) 耐久性に富んでいる。
3) 弾力性がある。
4) 品質の維持・信頼性がある。

モールドウレタンは高密度ウレタンが皮膜で覆われている為、その反発弾力性からクッション材などに最も適した素材の一つで 大変多くの手間とコストをかけてひとつひとつ丁寧に作られ、 Decibel Professionalの座クッションの素材として申し分ないスペックとやさしい座り心地を与えてくれます。

モールドウレタンについて

体圧分散、高耐久といったNOYES独自の座り心地

前述で記載させていただいたとおり、専用型を使用し発泡したモールドウレタンは、表面全体が皮膜で覆われています。この皮膜で覆われた内部の高密度ウレタンは、外部からの力、圧力を一点で受けることなく面で受けることによって力を分散させる働きを持っています。この「圧力の分散」は人が座った時のおしりから伝わる体重を分散させる事(体圧分散)につながり、人の体重をおしりの面から広い範囲で分散させ、疲れにくい座り心地と言えるクッション材となります


しかしながらDecibel Professionalの座クッションは厚みがあるため、このままでは高反発性が全面にでてしまい、NOYESがDecibel Professionalで表現したい座り心地とは違ってしまいます。その為、モールドウレタンの特長を余すことなく活かし、更にNOYESの求める座り心地にするために何度も試作を重ね考案されたのが「低反発ウレタン」の活用です。


低反発ウレタンをモールドウレタンの表層に巻くことによって座った瞬間のタッチを柔らかくし、モールドウレタンからの反発を吸収させる働きを持たせ、しっとりとした程よい反発性を持ったNOYES独自の座り心地となっております。上質なソファの座り心地のこだわったDecibel Professionalならではの座り心地を是非、体感くださいませ。

座っている写真です。

圧力の分散で疲れない座り心地を実現

皮膜で覆われているモールドウレタンの表層に巻かれている低反発ウレタンがお尻のフィット感を柔らかく感じさせます。座った際には圧力を分散させ、身体が沈み込まないので体が疲れにくく、快適に横になった姿勢でいられます。ソファの上で映画を見たり、本を読んだり長時間座ってもお尻が痛くなりません。

モールドウレタンについて

モールドウレタンができるまで

作業1)「モデル型の作成」

モールドウレタンの製作工程のまず第一歩は、「モデル型の作成」となります。「モデル型」とは発泡の際にウレタンの液を流し込む鋳物の原型のことでFRP で作られます。2Dをおこした図面を元に27/1000というサイズで3Dへ変更し、その図面をコンピューターへ取り込みます。真四角なFRPを3Dの図面をもとにコンピューター制御された研磨機がカタチを整えていきます。その後、更に細かいデザインワークを表現するために人の手が加わり、ほんの僅かな凹凸感をフラットにしたり、テーパーを付けたりしてできあがります。


できあがった「モデル型」は依頼者(NOYES)に渡され承認作業を行います。こうして作られる「モデル型」がこの先の作業の全てとなっていきます。

作業2)「鋳物の作成」

モールドウレタンの製作工程の2番目の工程は「鋳物の作成」となります。上記の「モデル型」で作られたカタチをもとに「鋳物」を作っていきます。鉄から作る物や銅、マグネシウム、アルミニウムなど様々なマテリアルからその鋳物の特性に一番最適なマテリアルを選び鋳物として完成させていきます。


今回Decibel Professionalの鋳物で選ばれたのは850度~900度のガスで溶解されたアルミニウムを流し込む「アルミ鋳物」が選ばれました。アルミ鋳物は鉄よりも軽く錆が目立ちにくい為、安定した生産が可能となっており、職人のこだわりと技術が大変活かされた鋳造方法です。

作業3)「ウレタン発泡」

「モデル型」→「鋳物作成」と進んで行きますと最終工程の「ウレタン発泡」の作業へ移っていきます。前述の鋳物作成でできあがった鋳物をのせるため専用に台を作り、迅速・丁寧にウレタン液を注入できるよう工場でセットします。ウレタンの発泡はとても面白く、液を注入後、まるでホットケーキの様にふんわりと膨らんでいきます。上蓋を閉め、鋳物の形に発泡が進んでいきますと、ふんわりまろやかなモールドウレタンの完成となります。


日本では鋳物にかかるコストが高く、モールドウレタンをソファに使うことがなかなか出来ませんが、Decibel Professionalでは一番荷重がかかる座クッションに使用することで、モールドウレタンの特性を活かし、優しい座り心地を創ることができました。

動画でご紹介 / モールドウレタンができるまで

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