生地選びが、もっとたのしくなる。
生地の事なら後藤さん
2008年11月号
特集
今こそLAの実力を知る!
こんにちは。
だんだんと秋も深まって参りましたが、皆様いかがお過ごしでしょうか。
今回はNOYESでも高い人気を得ているXランク LAシリーズをピックアップしました。
LAシリーズについては皆様もご存じの通りNOYES Webサイトでも様々な情報が掲載されていますが、
更にディープでコアなLA話を後藤さんに聞いてしまいました!
既にLAシリーズに夢中になっているそこのあなた、張り生地をどれにしようか悩んでいるそこのあなた!
「えっ LAシリーズってどれのこと?」と思っているそこのあなたも、これを読めば間違いなくLAシリーズの虜になってしまいますよ♪
- LAの発売開始された時期っていつ頃なのでしょうか?
- 家具、インテリア用に販売を開始したのはおよそ30年ほど前になります。
- そんなにも前からある生地なのですね!驚きました。
- 今も昔も、LAの組成の50%以上は「再生ポリエステル」という資源をムダにしない素材が使われています。技術の進歩により、しなやかさや風合いが損なわれない品質のものが再生ポリエステルを使用しても生産できるようになり、LAは誕生しました。 そうそう、LAは海外へも輸出されているんですよ!
- え?!そうなんですか!国産の生地が世界へ。とても誇らしく、素晴らしいことですね! 話が変わりますが、LAならではの『ペット等のひっかきに強い』という機能は年月を経て新たに加わったのでしょうか?
- そうですね、発売開始当初でもその機能をアピールできるくらいのクオリティはあったと思いますが、20-30年前に室内でペットを飼うというライフスタイルは今ほどポピュラーではありませんでした。時代の流れと共に、生地を特徴をアピールする項目が移り変わっていったと言えるでしょうね。
- 私は今27才ですが…、確かに私が子供の頃、室内でペットを飼う世帯は今ほどはなかったように思います。それでは、何故LAは開発されたのでしょうか?
- 僕自身の知る限りでお答えしますと、欧米では動物保護の観念が特に根付いています。ミンクの毛皮であったり牛の皮(本革)であったり、動物を殺さなければ皮革製品を作ることができないですよね。それは動物保護の観点から行くと好ましいことではない為、本革に近いしなやかさや風合いを持つ生地などを人工的につくることができないか?というところからLAの開発がはじまり、そして誕生したということのようです。