未来をひらく職場体験

学生様の職場体験を引き受けます。

Vol11 名古屋市立宝神中学校

2月2日~2月3日の2日間、名古屋市立宝神中学校より畑中くん、南川くん、森くんの3人がNOYES製造部へ職場体験にお越しいただきました。お話を伺うとご両親がNOYESを知ってくださっていた生徒さんもおり、大変嬉しかったです。1日目にはNOYESについてお勉強とソファの工場見学、2日目には実践として張り替え作業をしていただきましたよ。普段見慣れないもの、職人がいる現場に最初は緊張している様子でしたが、真剣に工場見学をして張替え作業にも挑戦していただきました。張替えは3人で意見を言い合いながらも最後まで完成させることができましたね。2日間で学んだことが近い将来のみんなに活かされることを願いながら、活躍を心より願っております。

1日目 気を一点に集中、真剣に取り組む生徒たち

ソファを作ろう。中学生の職場体験Vol11 名古屋市立宝神中学校

まずは、お互いを知るための自己紹介から始まり、その後はNOYESのもの作りについて少しお話しさせてもらいました。お話しをしていくと、畑中くんはご両親がNOYESを知ってらっしゃったという事、南川くんはご親戚がNOYESのソファを使ってくださっている事を話してくれて、とっても嬉しかったです。そして、工場見学へ出発。3人とも見た事の無い光景に、少しポカンとした様子もありましたが、ところどころで実際に体験をしてもらうと、とても緊張しながら、気が一点に注がれ、真剣に体験を楽しんでおりました。ミシン、タッカーそれぞれ扱った事の無い大きさで、その大きな道具からは大きな音と大きな振動が体に伝わり、ドキドキ、ヒヤヒヤした表情を浮かべておりました。

ソファを作ろう。中学生の職場体験Vol11 名古屋市立宝神中学校

途中、お昼休憩を挟みながら、3時間掛けて、各行程をじっくり見てもらいました。感じる事はそれぞれで、実際の作業が印象に残る子もいれば、そこで働く職人が印象に残る子もいます。どんな事でもいいので、この2日間で何か記憶に残して帰ってもらいたいと思うばかりです。
そして、1日目の最後には、ソファ作りに使う道具のお勉強。翌日に行うダイニングチェア張り替えの為、道具の使い方を練習しました。ソファ作りで使う道具はほとんどが、空気の力で動かします。空気を送り出すホースとタッカーを繋ぐのも、初めはとても難しい作業の一つです。苦戦していました。焦れば焦るほど、出来なくなり、それでもあきらめず、出来るまでがんばりました。 そうして1日目は終了。

ソファを作ろう。中学生の職場体験Vol11 名古屋市立宝神中学校

2日目 ものづくりを通じて、自分と向き合える大切な瞬間。

ソファを作ろう。中学生の職場体験Vol11 名古屋市立宝神中学校

2日目。前日に渡してあった宿題のおさらいからスタートです。宿題とは、今日行うダイニングチェアの張り替えを誰を思って頑張るかという事を考えてきてもらいました。 畑山くんはお友達の奥野くんを思って、南川くんは従兄弟のお兄ちゃんを思って、森くんは自分のお兄さんを思って頑張るという事です。私達がお客様の事を思って一生懸命作るその気持ちを少しでも味わってもらいたくて、それぞれに考えてきてもらいました。

ソファを作ろう。中学生の職場体験Vol11 名古屋市立宝神中学校 ソファを作ろう。中学生の職場体験Vol11 名古屋市立宝神中学校

仕事には性格が表れます。周りの進み具合が気になる子、自分の作業に没頭出来る子、完成を目指すがあまり手元が焦ってしまう子。こうしたひとつひとつが勉強です。なかなかうまくいかず、途中投げ出しそうになりながらも、みんなでフォローし合いながら何とか3人ともやり遂げました。ひとつひとつの作業の中で、自分の色々な面に出会い、出会っては向き合い、打開しながら、完成まで進んでいきました。張り替え作業が全て終わった時には、1人1人作業を始めた時よりも少し成長した姿に見えました。

ソファを作ろう。中学生の職場体験Vol11 名古屋市立宝神中学校

たった2日間でしたが、もっと一緒に時間を過ごした様な濃い時間を共有出来ました。みなさんは、これからの青春時代の中で、多くの事と出会い、たくさんの経験とをしていく事と思いますが、いつか将来の事を考える時に、この2日間を思い出してくれたら嬉しく思います。皆さんの未来を心から応援しています!

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