ソファマガジン

ソファのプロが
教える、
へたらない
ソファを
選ぶための
3つのポイント

長持ちソファを発見するコツ

2024.05.03 update

ソファを購入した当初は座り心地がよくても、長く使っていると座面の部分がへたってしまい、しだいに座り心地が悪くなってしまうことはよくあります。へたってしまう原因として、同じ場所に座り続けてしまったり、膝立ちをして座面に負荷をかけ過ぎてしまったりすることが考えられますが、ソファの品質もへたりやすい原因の1つとなっています。

そのため、へたらずにずっと使い続けられるような、長持ちするソファとはどんなものか気になっている方も多いのではないかと思います。長持ちするソファを見つけるためには、ソファに使われている素材・構造・生産後の耐久試験などに着目する必要があり、ただ単に座り心地を試しただけでは見極められません。

そこで、長持ちするソファを見つけるためのポイントをご紹介します。

へたりにくいソファを
選ぶ時のポイント

へたりにくく、長く使えるソファを見つけるためには、座り心地だけでなく素材や構造、耐久性に着目して選ぶ必要があります。

どんな素材を使用しているのか
チェックする

使用している素材の特性を知ることでへたるかどうかはある程度判断することができます。

例えば、NOYESではモールドウレタンを使用しているソファがあります。モールドウレタンとは、ヨーロッパの高級ソファに使われている素材で、新幹線や飛行機などにも使用されている素材です。モールドウレタンは、座った時に空気が抜けにくい素材なので、従来のウレタンに比べ気泡が潰れずへたりにくくなっています。
このように、使っている素材やその特性をチェックするだけでもへたりにくいかどうかを見極めることができます。

使用している素材がわからない場合はメーカーに問い合わせてみると良いです。
NOYESでは、気になるソファの素材に関するご質問にも対応しておりますのでお気軽にご連絡ください。

耐久試験の結果にも注目する

ソファを生産しているメーカーの中には、ソファの耐久性を測った試験の内容と結果を公表しているところがあります。例えば、NOYESでは、日本の産業製品の規格や耐久性・安全性の測定法などを定めたJIS(日本産業規格)に基づいておこなわれています。座面であれば、JIS S 1203:1998 7.5(区分3)を準用し、座面負荷位置に座面当て板を当てて、負荷をかけて異常がないか判断しております。背面も同様、当て板を使って、負荷をかけ、異常がないかチェックしております。

その結果、「異常なし」と判断され、さらに、1日に15回〜20回の立ち座りを想定した際、7年〜10年はクッション部分がへたらないという結果を出しております。こういった具体的なデータがある場合、耐久性が判断しやすくなります。素材と一緒にチェックしておくと良いでしょう。

クッションの厚みを確かめる

ソファを店頭で購入する際は、ソファ本体を触って確かめることも大切です。

ソファの中には、クッション材の部分が薄く、
手でソファの表面を触った際に木枠の部分の感触が感じれるものがあります。
クッション材が薄いソファは比較的早くへたってしまう可能性が高いです。

そのため、手で触った時に弾力が感じられるようなソファを選ぶと比較的へたりにくいソファを見つけられます。

ご購入前に一度お問い合わせを

ソファを店頭で購入する場合も、ネットショップで購入する場合も、一度素材や耐久性に関しては問い合わせすることをおすすめします。
店頭に掲載されている情報やネットショップに記されている情報だけではへたりにくいソファかどうか判断するのは非常に難しいです。

店頭で購入される際は店頭スタッフに聞いたり、ネットショップの場合はお問い合わせフォームからご連絡し、へたらないソファかどうかを判断していただくと良いでしょう。

NOYESでは、ショールーム・ネットショップの両方でお客様からのご質問にお答えします。「どんな素材を使っているのか」「耐久性はどのくらいあるのか」などお答えいたしますのでお気軽におたずねください。

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ソファを長く使用するために
気をつけたいこと

耐久性の高いソファを購入しても使い方を間違えてしまうと、寿命はそれだけ短くなります。ソファは正しい使い方を心がけることが大切です。

ソファの上で飛び跳ねない

お子様がいる家庭ですと、お子様が飛んだり跳ねたりすることが多いです。ソファの上で飛び跳ねると、立ち座りを繰り返すよりも大きな負荷が座面にかかるため、短期間でソファがへたってしまいます。
お子様がいる家庭の場合は、耐久性に優れているものをお選びいただくことをおすすめします。

同じ場所に座り続けない

同じ場所にしか座らず、その場所だけへたってしまったというのもよくあるケースです。ソファの位置によって座り心地が変わってしまうので、長くソファをお使いいただくためには、座り位置を変えましょう。1カ所に負荷がかかり続けることがないので、1ヶ所だけへたるということを防げます。

ソファで膝立ちをしない

膝立ちをすると狭い範囲に全体重がかかってしまい、その部分にだけ大きな負荷がかかってしまいます。その結果、すぐにクッション部分がへたってしまいます。そのため、ソファの上で膝立ちするのはできるだけ控えましょう。

へたりにくいソファを選んで
正しく使うことで
ソファは長持ちする

ソファは消耗品ですので、全くへたらないということはありません。
長持ちするソファを購入いただくには、へたりにくいソファをお選びいただくことが大切です。

へたりにくいソファを選ぶポイントは全部で3つです。
●どんな素材を使用しているのかチェックする
●耐久試験の結果にも注目する
●クッションの厚みを確かめる
これらのことに注意してソファを選んでいただくと、比較的長くソファをお選びいただけます。

また、ソファを購入しした後は、使い方にも注意が必要です。例えば、ソファの上で飛び跳ねてしまったり膝立ちをしてしまったりすると、短期間でソファが劣化してしまいます。また、同じ場所に座り続けてしまう場合も同様です。ソファを長持ちさせるためには、へたりにくいソファを正しく使うことが大切です。

Performance

耐久性能に自信あり

NOYESの製品は開発時に永くお使いいただけるソファであるのかどうか、JISで決められた耐久試験、独自の試験をすべての製品に行い耐久性能を確かめており、結果7~10年を想定とした基準でクリアする実証を得ています。ぜひ、耐久性能が高い選りすぐりの製品よりお好みのソファを見つけてください。

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心を込めて一つ一つ丁寧に
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