上質なソファを生む9つのこだわり全1カラー
上質なソファを生む9つのこだわり 試作・開発全1カラー
ソファの図面を何度も書き直して。
ソファの開発はまず図面から始まります。その前の段階としましては、イメージを出し合い、落書きのような絵をいっぱい描きます。そこから実際のサイズを考え出し、3面図にしていきます。この時点でおおよそのデザインが決まるのですが、細かな訂正は実際に作り始めてから少しずつ作り上げていきます。
ソファの木枠の構造も考えます。
ソファはデザインによって、またはサイズによって木枠が異なってまいります。開発担当者は強度や安定性を考え木枠図面の描いて、木工所さんに依頼します。できあがってくる木枠を再度図面と照らし合わせながら本当に強度は大丈夫か、無駄な箇所はないか、などを考え、仕上がりイメージを思い浮かべながらチェックを入れていきます。
ソファはみんなで作り上げていきます。
基本的な作業は開発担当者が全て1人で作業を行いますが、最終的な仕上がり段階までくると、縫製担当者、製造担当者などからも意見を聞き、お客様が使い易い様にするにはどうすればいいか、座り心地は確かか、等々様々な意見交換を行います。強度試験が必要なソファの場合はこの時点で試験に提出します。
ソファの試作は大変長い時間をかけて行います。図面ではかっこよく見えても実際に作ると格好悪いこともよくあり、少し肘の高さを高くしたり低くしたりするだけで全然印象が変わるのは本当に驚きです。日々、試作を通してお客様の視点に立った開発を心がけています。 |
上質なソファを生む9つのこだわり 道具全1カラー
ソファの道具といえばまずコレ。
こちらは「タッカー」と呼ばれる道具です。エアーで針を飛ばして木枠と布をしっかりととめていきます。最近ではエアータイプではない、ホッチキスのお化けみたいな簡易的なものもあり、ご家庭のダイニングチェアーなど、少し剥がれてしまったときなどは、簡易的なものがすごく役に立ちますよ。
力強くソファのバネを引っ張ります。
こちらはバネを打つ際に使用する大きなタッカーです。上記のタッカーの約2.5倍の大きさがございます。本体がこれだけ大きいので、タッカーの針も結構大きいです。木枠の奥からバネをとめていき、バネを引っ掛ける道具を使って「グッ」と思いっきり強く引っ張ってとめていきます。
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上質なソファを生む9つのこだわり 部材全1カラー
最高のクッション性。ソファの羽毛。
NOYESで使用している羽毛は薬品を使って除塵洗浄を繰り返し、高温で殺菌処理を施してありますので、羽毛に付着していた虫等は完全に除去されております。また、中袋には綿100%を使用しておりますので、羽根が飛び出しにくく、ダウンプルーフ加工をおこっているため、外からダニ等の侵入はほとんどあり得ません。
高耐久のソファ用ポリエステル綿。
上位モデルのポリエステル綿には特殊繊維を使用した高品質ポリエステル綿である高耐久のクリスター綿を使用しています。耐久性、通気性に優れているほか、丸洗いができ、洗濯後も風合いを保ちます。綿ほこりがでにくく、ハウスダストアレルギーの発生を抑えます。
ソファバネ職人のこだわり。
コイルの形をしたソファ用のバネ材です。ソファごとにコイルの数や、線径、ウレタン比重を計算してそのソファに似合った座り心地をバネ職人さんとコラボレーションをしながら作りあげていきます。
ソファバネを極める。
ソファでおなじみのSバネ。「S字」の様に形成されているのでSバネと呼ばれていますが、本当の名前は「ウェーブスプリング」といいます。Sになっている間隔を狭くしたり、広くしたり、線径を太くしたり、細くしたり、ウェーブの山の盛り上がりを調整したり、色々な工夫を凝らしながら日々バネを極めています。
奥が深いソファのウレタン。
ウレタン材は本当に奥が深いです。普段ホームユースで使用するウレタン材は一般的に「スラブウレタン」と呼ばれています。ウレタンには比重・密度がありこの比重・密度によって硬さを調整します。比重・密度はm3の単位で表すことができ、1m3の重さが重ければ重いほど硬く高比重・高密度となります。NOYESでは通常のモデルでもスラブウレタンの上位クラスの比重・密度を使用し、さらに上位モデルではラバー系の高比重・高密度を使用しています。そして、これらのウレタン材と一線を画す、高耐久・高比重・高密度・高弾力の「モールドウレタン」の採用にも積極的に取り組んでいます。
頑固な作りのソファにこだわっています。
ソファの心臓部とも言えるウッドフレーム。私達がもっともこだわっているのは「頑固な作り」です。それは、安心して体を預けることができるよう、お客様に最高のくつろぎをご提供したい、そんな気持ちからこだわっています。また、使用される集成材もF☆☆☆☆を使うなど環境の取り組みも忘れていません。
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上質なソファを生む9つのこだわり 下張り全1カラー
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さらに強度を考えて。
ソファの初めの一歩は「下張り」と呼ばれる下ごしらえの作業から始まります。ソファの土台の完成系がこの作業で見られます。こちらの作業は頑固な作りの木枠をさらに強度をますように「化繊」で作られたテープをソファに張り巡らしていきます。こうすることで強度が増し、さらにウレタン接着の際にも活躍します。
グッと引っ張ってバシッと留める。
Sバネを木枠に取り付ける作業は結構力がいります。大きなバネ止め専用のタッカーは重く、また、別の手でバネをグッと引っ張るときも力が必要となってまいります。
ソファは丁寧な下ごしらえで決まる。
テープを打ち、バネを打ち終えると最後に「ヘッシャン」と呼ばれる補強材をソファに打ち付け、次の工程である「ウレタン接着」へと進みます。
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上質なソファを生む9つのこだわり 検査全1カラー
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お客様の視点でしっかりとチェック。
NOYES独自の厳しい基準を設け、検査スタッフが検品いたしております。基本的な生地の間違い、サイズ間違いはないか?から始まり、表面材に傷はないか?指示通りの仕上がりか?等々、NOYESからお客様へお届けさせていただく全てのソファはこの検査を通過しないと出荷できません。
重箱の隅を突くような細やかさ
ソファは全て手作りのため、人の手によってやはり仕上がりは変わってまいります。しかしながら、全てのソファにおいて、各工程全てのスタッフが全工程を確認、作業実施をおこない、見本ソファを一台作ります。特に繊細さが要求される「張り」工程については仕上がりにムラが生じないようソファの仕上がりを統一しておりますが、最終検査の時点でも更に仕上がりを確認し、お客様が安心してごゆっくりとおくつろぎいただけるソファに仕上げております。
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上質なソファを生む9つのこだわり 裁断・縫製全1カラー
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スピーディー、それでいて正確。
コンピューター制御による「自動裁断機」は手で裁断をしていくよりもはるかにスピーディーに裁断をおこなえます。そして、数ミリのズレのない正確さは満足のいくソファの仕上がりが期待できます。
最新オペレーションで、本革の裁断も自動化
本革の裁断は複雑且つ繊細なため、少し裁断の無駄が出てしまう手切りが主流ですが、NOYESでは徹底したコスト管理と納期厳守、そして有限資源の無駄の提言を信条に最新のオペレーションシステムを導入。本革の裁断も自動化で行っています。
頭脳派の仕事。ソファパタンナー。
こちらは自動裁断機で読み出すための型紙を一つずつ入力しているところです。一つのソファに使う型紙は無数にあり、その一つ一つを解析してPCに取り込みます。そして、生地の反幅を計算し最短のメーター数で取れるよう数多くのパターンの中から型紙を組み合わせていきます。とても根気のいる繊細なお仕事です。
ソファの型紙を描く、そして切る。
こちらは一枚裁断と呼ばれる工法です。上記の自動裁断とは違い、一枚一枚型紙を置いた後、ハサミで切っていきます。NOYESでは柄あわせなどある場合などにこちらの工法を行っております。
熟練したソファの技が光る。
とても技術がいるソファの縫製作業。ケガイた線を頼りに勘と経験を活かしながら縫い上げていきます。立体縫製やダブルステッチ、パイピンなどソファの仕上がりに直影響を及ぼしますので、繊細さがいる作業の一つです。
ソファ製作用オーバーロックミシン。
ミシンにも実は色々とあります。こちらのミシンは切りっぱなしの生地の縁が解けないよう、生地の縁を縫うミシンです。
ソファ製作用ギャザーミシン。
こちらのミシンはギャザーを入れるためのミシンです。
ソファ製作用ダブルステッチミシン。
こちらのミシンはダブルステッチ用ミシンです。
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上質なソファを生む9つのこだわり 梱包全1カラー
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ソファはお客様の大切な「夢」です。
日々、沢山のソファを名古屋本社工場より出荷させていただいております。全てのソファはお客様の大切な「夢」のカタチ。そして私達の想いが込められている私達の命です。
日本全国津々浦々。
NOYESのソファは北は北海道から、南は沖縄まで、全国津々浦々のお客様にお届けさせていただいております。名古屋からの長い旅路の中でもソファに損傷がないよう、強化ビニールと強化段ボールにてしっかりと梱包させていただいておりますので、どうぞ安心してお受け取りをお楽しみにお待ちください。
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上質なソファを生む9つのこだわり 張り全1カラー
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納得のいくまで。ソファ作りを極めます。
ソファの「張り」という仕事はまさに職人技。他の作業と同じで全てが手作業ですので、一日にできあがるソファの本数にも限りがございます。丁寧なモノ作りを目指し日々、心を込めて張り上げています。
一打ち、一打ちが決め手。
布の引っ張り具合とタッカー針が刺さる箇所によってほんの小さなズレでもソファの全体的な仕上がりは異なってまいります。経験値の中から最適な張り上がりになるよう一打ち一打ちが決めてとなります。
真剣な眼差しでソファを見つめて。
ソファを張る仕事はいつも真剣。一期一会の気持ちを忘れずに、お客様の笑顔を思い浮かべて。
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上質なソファを生む9つのこだわり ウレタン接着全1カラー
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ソファの接着作業はゆっくりと慎重に。
ソファに使われるウレタンは多くのパーツに分かれています。まるでプラモデルのようにそのパーツを貼り合わせながら作業を進めていきます。その際、貼り合わせ具合によって次の工程である「張り」の出来栄えが決まってきます。
ウレタン張りを極める。
こちらのウレタンはNewSugar Hi-Backの肘部分を製造しているところ、肘のアールを綺麗に出すことによって全体の仕上がりの善し悪しが変わってきます。
心込めて。
どんな箇所でも慎重に作業を進めていきます。届いた際のお客様の笑顔に出会えるように。
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