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スタッフ工場見学も第3回目。今回はNOYESのコンセプトラインとなるNewSugarシリーズ、Decibelシリーズの脚を主にお作りしている工場にご訪問をさせていただきました。 NOYESソファの木脚は突き板(つきいた)という加工技術を用いて仕上げており、その技術はひじに設置するアームテーブルにも施されております。製造現場を拝見してソファ職人と同じくものづくりへのこだわりと確かな技術をもっているからこそ作ることができているんだと再認識できた日となりました。
突板は木を薄く削り、その削った木を合板や集成材に貼り付ける仕上げ方です。NOYESのソファではNewSugarシリーズ、Decibelシリーズの木脚が突板仕様となっており、素材は、贅沢な天然木の突板仕上げ(表面=天然木突板 中材=集成材)は木目がとても美しくこだわりを感じる脚に仕上げております。脚のカラーバリエーションも充実しており、お部屋のインテリアや床のお色に合わせてコーディネートをお愉しめいただけます。天然木突板仕様の脚が実際にどのように作られているのか、非常に細かい目線で製造現場を拝見させていただきました。
脚については塗装、突板の接着(特に角など)に剥がれが見受けられるかなどを入念に一つずつチェックしていきます。突板の検品工程では、角に突き板のはがれが見受けられる場合には、突き板を持ち上げ、改めて接着剤を入れて再度接着、やすりをかける仕上げを行っています。
突板脚は限度見本を元にして塗装をかけていきます。画像右はウォールナット突板脚を塗装している状態です。エアーで塗料を吹きかけています。色に濃淡があるのは元々の突板自体の色が異なる為です。均一にすることは木目が違うように表情がそれぞれことなるため、塗装で手を加えても差異がでます。真ん中と右下の2枚はGarden、Potageの脚の製造工程です。塗装を行うことで水分が脚に入り、木の表面に逆立ちがおきます。逆立っている部分を改めて研磨し、コーティングをかけて仕上げていくんですね。
Decibelシリーズ(the Wood,EX Featherは除く)に付属するアームテーブルの製作現場を拝見いたしました。0.2mmの木シートを手作業で張り上げていく瞬間はさすが職人さんと頷くばかりです。
元々、突板は日本が平安時代の頃から木材をカンナで削ったものが始まりといわれています。天然木の採取が難しい中、0.mm単位で削り出すことによって利用したい場所に適したサイズに張り合わせて木の美しい表情を活かすことができます。様々な木材の上に張り合わせることができるためにコスト自体を抑えることが可能ではありますが 近年木材自体の採取が難しく突き板の木材の種類によっては価格が高騰している現状があります。印刷技術の発達によりプリントでも触らなければ見た目の美しさも変わらず突板を作り上げることができることから天然木突板の稀少価値が上がり、プリントでの突板が主流になっていく可能性が高いといわれています。
今回見学という機会をいただいて実際に製造工程を拝見し改めてNOYESの製品は強度面、デザイン性の両面にこだわっているからこその選ばれた突板、集成材という素材であり、多くの技術を持ち得ている方がいるからこそ、実現できているということが理解できました。このことをお客様に伝えられる方法手段は製品として仕上がった状態の視覚で得られる情報のみだけではなく、ソファ専門店として扱っている素材についての理解、知識が背景として持ち合わせることによって価値を伝えていくことに繋がりお客様に満足していただける一台を提供できる材料になります。
お忙しい中にもかかわらず、大変親切なご案内、ご説明をいただきました。あらゆる木工製作をされていらっしゃる、歴史ある企業様です。