Decibel Traditional

時代の流れの中で輝く機能性

ソファ職人　水野 将人

デザインが生み出す、印象の違い。

Decibelシリーズ全体の構造を意識ながらも、ひと味違う設計を心がけました。 画で見るシルエットはボリュームを感じる仕上がりになりますが、 Decibel Traditionalは、ガッチリとした力強い感触に仕上がっています。 Decibelシリーズには他に「Decibel Standard」、「Decibel C4」、「Decibel Professional」、「Decibel EX Feather」がございますが、 Decibel Traditionalは他のどのシリーズよりも安心感、安定感を醸し出すデザインのため、印象がとても落ち着いた感じを受けると思います。 この印象は開発段階では気付かなかったのですが、写真撮影を終えたDecibel Traditionalの写真を見たときに 自分が思い描いていた落ち着いたローソファという姿になっていると確信しました。

イメージを覆す設計。

落ち着いた雰囲気の重厚感あるデザインに仕上がっていますが、座り心地も相応に、よりしっかりとした座り心地を感じてもらえるような設計になっています。 腰をかけると体が落ち着くので、背の低さもそれほど感じない仕上りになったと思います。 座クッションに角度を付けることに加え、お尻の沈み込みを計算することでローソファでありながら、 背中の低さを感じさせない座り心地を体感できます。ローソファ=背が低いというイメージを覆す設計通りの見た目と座り心地になりました。

Traditional（伝統的）な雰囲気を。

座クッションに使われているメインのクッション材は、体圧分散加工ウレタン（ボイマー加工）と、耐久性と弾力性に富んでいる100kg/m3ものチップウレタンです。 さらに37kg/m3もの高密度ハードウレタンも中間層に挟み込むことで、しっかりとした耐久性のある座り心地を実現しました。 Decibelシリーズを開発した当時、男らしい、カッコイイ等と言う声をいただいた事がありましたが、 Decibel Traditionalは見た目、座り心地ともに、落ち着いた、味のあるそれでいて少し可愛さもある、そんな雰囲気に感じてもらえれば嬉しいです。