7年〜10年※以上の耐久性を試験で実証
※一日に15回〜20回の立ち座りを想定
-
座面の耐久性試験
JIS S 1203:3:1998 7.4(区分3)準用 -
試験方法
負荷位置決めジグによって決まる座面負荷位置に板を介し左右中央3箇所同時に各950Nの力を毎分40サイクルを超えない速さで、50,000回繰り返す。試験の初回及び最終回のあて板の最も低い位置の差も(試験中のたわみ)も記録する。 -
試験結果
異常認めず。
-
背もたれの耐久試験
JIS S 1203:3:1998 7.6(区分3)準用 -
試験方法
後方の脚にストッパーを当て、負荷位置決めジグによって決まる座面負荷位置に左右中央3箇所同時に950Nの垂直力を加える。負荷位置決めジグによって決まる背もたれ負荷位置、または背もたれ最上部から100mm下の位置のどちらか低い位置に、背もたれ板を介し、左右中央3箇所同時に330Nの力を毎分40サイクルを越えない速さで50,000回繰り返す。 -
試験結果
異常認めず。
7年以上を想定した耐久性試験を実施
耐久試験台は限られた試験施設にしかありません。施設の担当者の方とソファ毎にどのような耐久試験を行うかを話し合います。それはなぜかというとソファ毎に素材やデザインが異なるからです。そのソファに適した試験を行うことでより精度の高い試験結果が得られるのです。Gardenは座、背クッション部において入念に検査を行いました。ソファの耐久度はクッションだけではありません。縫製の解れがないかもとても重要な項目の一つです。縫製解れについてはNOYESのコレクションにある全ての生地において強度試験を行っております。この時、縫製のホツレがあれば型を見直したり、縫い代を調整することもありますが縫製についての不具合は見受けることはまずありません。このことからもソファの耐久性で最も重要なのはクッション材の耐久性となり、耐久性は試験前と試験後のかさ高と意匠変形度合いをもって耐久性を判断します。Gardenはそのどちらともにもおいて優れた数値結果を得られました。
永くソファを愛してご利用いただくために
クッションの上で飛び跳ねたり、クッションを湿気の多いところで放置していたりするとクッションの耐久性が低下し、永く愛される座り心地を楽しむ期間が短くなります。クッション材については特にお手入れを行い耐久期間が長くなると言うことはないですがGardenの場合、左右の背クッションの中材を入れ替えてご使用いただくことで、よくもたれる箇所が緩和されてより長く愛される座り心地が続きます。