生地選びが、もっとたのしくなる。
生地の事なら後藤さん
2008年11月号
特集
今こそLAの実力を知る！
- なるほど。構造の違いというと、LAは人工皮革ですよね？人工皮革と合成皮革にはどんな違いがあるのでしょうか？
- 合成皮革よりも人工皮革の方がより繊細で本革の構造体に近いものが作られている、という解釈になります。
- では、変色や褪色に強いのはどうしてでしょう？何か薬品が使われていたりするのでしょうか？
- ポリエステルという繊維は、機械で圧力をかけて染色をします。綿など、染まりやすい繊維はその分色落ちも早い。繊維が染まりにくいかわりに褪色しにくいという特色でもあります。 変色・褪色防止の為の薬品などは一切使われていないので肌にもやさしく、安心してお使い頂けますよ。
- よかった。お子様がいらっしゃるご家庭でも安心ですね。染色にも一手間も二手間もかかっていますが何か特殊な染料を使っているのでしょうか？
- はい、染料はもちろん、ポリエステルを染色する際の機械が他の生地や繊維とは異なるんですよ。そのような整備された工場、職人さんの高い技術力によりLAは作られおり、品質が安定するよう様々な生地検査に合格した商品のみが各所へ流通していきます。
- なるほど～。後藤さんにお伺いした話を振り返ってみると…。LAはまさに"完璧"な生地、ですよね。
- LAの機能的な欠点や弱点はないと言えるでしょうね。 あとはユーザーのテクスチャーの好みで分かれるところでしょうか。
- 最後にLAを検討されている方へのアドバイスをお願いします。
- LAは非常に緻密に仕上げられた商品で、クリーニングでメンテナンスしても、ご家庭で洗っていただいても生地が弱くなりにくくとても長持ちします。大切に、正しく使って頂ければお買い求めしていただいた時の生地の表情が崩れない本当に優れた商品である、ということは自信を持って言えます。それが一番の良さですね！また、品質の安定性が高くLAユーザーからもお褒めの言葉をいただくことが多く、いかに高級で信頼がおける生地かを物語っているのではないでしょうか。ここは大船に乗った気持ちでLAを選んでみてはいかがでしょうか。
