想像していたよりも時間をかけて精密に破壊試験は行われていました。
2018.2 破壊試験の勉強会
今回のスタッフ工場見学では部材やソファの品質試験を行ってくださっているボーケン品質評価機構様にお邪魔致しました。ソファのどの部分をどのような手法で試験をしているのか、実際に見て理解することでお客様に信頼を届けられるようにしっかりと学ばさせていただきました。
お客様により安心してご愛用いただく為にできること。
見学させていただきましたボーケン品質評価機構様では家具のみならず、素材や生地アパレル製品、調理器具や自動車の内装材など多岐に渡る製品の性能試験を行っています。その中から、家具やインテリア商品の安全性や耐久性に関する試験の様子を見学させていただきました。破壊試験といいましても、物が破壊されるまで衝撃を加えるようなダイナミックな試験ではなく、日常における負荷、動作による荷重などにより、どのような変化が起こるのかを確認する作業となり、想像していたよりも時間をかけて精密に行われていました。NOYESでは主に衝撃耐久試験と座面部分、背中部分を機械で押し続けて強度を測る強度試験を行っています。ソファは毎日ご愛用いただくものですので、日常で起こりうる様々なことを想定し、製品の耐久をあげること、確認することで危険を未然に防ぐことができるのではないかと考えます。安全を確かめた上で販売する義務がある以上、破壊、耐久性試験を受けてご案内することでお客様により安心してご愛用いただくことができるのだと思いました。
正しい価値をきちんとお客様に伝える。
商品の両端に器具を取り付け引っ張り、押したり水平が維持出来ているか確認する為の水平試験やキャスターの走行試験、引き出しの開閉試験、ホルムアルデヒドの放散試験など様々な試験を見学しました。お客様正しい価値を伝えられるだけの知識を身に付けると共に、試験の基準と意味をよく考えねばならないと強く考えさせられました。
破壊試験のエトセトラ
ソファの座面及び背もたれの耐久性試験では座面部、背部、人が立ったり座ったりする行動を仮定した試験内容が強度試験機材により行われます。ソファの各部位に荷重をかける試験となり主にクッション部や本体木枠部の緩みや破損を確認する試験です。座面には各950N(ニュートン=対荷重の単位)の力を毎分40サイクルを超えない速さで、50,000回繰り返し、背部には330Nの力を毎分40サイクルを越えない速さで50,000回繰り返します。50,000回という回数は一般的な数値となり、NOYESでは一日に15回〜20回の立ち座りを想定し、7年〜10年以上の耐久性を試験で実証していることをWEBサイトにてご案内しております。製品の詳細ページには「買った当時の座り心地と外観が永く続く実証」と題し製品毎に行っている試験結果とお写真と動画でご案内しております。製品をご検討いただいております際にはぜひご覧くださいませ。
ここに感動!
ソファに限らず、世の中に存在するあらゆるモノは使用したその日から消耗されて行きますが、耐久年数を穏やかなのか、急にさせてしまうかは私共の技術、知恵、工夫ひとつで変えることができると信じています。こうした目に見えないところの努力は破壊試験以外にも私たちに行えることが多いのではと気づかせていただける見学となりました。
スタッフ:秋田、山田、田代、菊地
スタッフ工場見学 vol.9
ボーケン品質評価機構 様
お忙しい中にもかかわらず、大変親切なご案内、ご説明をいただきました。様々な試験を取り扱っております歴史ある企業様です。
ソファが好きだからこそこだわる好きだからつきつめていく。NOYESは「想いを込めた」ものづくりをしている工場です。
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