〜南 真義編〜
職人さんやショールームスタッフからお仕事のことやソファにまつわる様々なエピソードを聞かせてもらう「ソファと私」。今回お話を聞かせてくださったのは、張りを担当されているソファ職人の南 真義さんです。
「自身を、技術を、成長させる。」
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- 現在は張りを担当していますね。
- 南
- そうですね。その前は下張りでした。さらにその前は接着を担当させていただいてましたので工程の順番通りに担当させていただいていることになります。
- ーー
- とても慎重に作業しているように思いました。
- 南
- 製品によって見るべきところは異りますし確認方法も異ります。最初は覚えるのが本当に大変で教えてもらうときは時間をかけてでも何度も何度も丁寧にゆっくりと覚えて行きました。先輩が安心するまで一つ一つ確認していただいてましたが、それでもスピードは後から付いて来ました。
- ーー
- 今ではすごいスピードで作り上げますね。さすが職人を感じられずにいられません。
- 南
- 一番最初に作ったときすごく楽しかったんですね。仕事をするのであれば全部ソファ作りを覚えたいという強い気持ちがありました。
- ーー
- 作業で特に気を使っている作業はありますか?
- 南
- 敢えて言うのなら引き込みでしょうか。縫製の工程で取り付ける紐を引っ張ることで、凹みを表現させるのですが、引き込み過ぎるとバランスが崩れてしまうんですね。同じ製品を沢山作りますが、手作業ですし、お客様の元に届けるソファは一つしかないことを想って美しい仕上がりになるよう特に気を使っています。
「ソファ職道の未来」
- ーー
- 最後にご自身のソファ職人というお仕事の中で本人の意気込みを語っていただきました。
- 南
- 現在は工程を一つずつ担当させていただいていますので、最終的には自分だけ作るクリエータズソファに挑戦したい気持ちがあります。さらに欲を言えば、ゲームに特化したソファ、例えば体制が前のめり、後ろのめりできて、且つ横になれるようなソファを作りたいです。
ソファ職人 南が愛するソファ
日常に溶け込む存在感
Cervo X3
シンプルを極め、ずっとそこにあったかのように日常に溶け込む存在感を求めたソファです。ひじと背持たれの高さを同じにし、横からも後ろからもすっきりとスマートさが映えるフォルムに仕上げました。境界のない1枚座面のため、ベンチのような開放感と利便性をお楽しみいただけます。また、国産の実績あるウレタン材を使用し、耐久性が高く、硬くしっかりとした座り心地で、腰への負担が気になる方にもおすすめのソファです。脚の高さは150mmあり、ソファ下のお掃除もスムーズです。
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NOYESのソファはソファ職人が高い技術で心を込めて一つ一つ丁寧にお作りしています
NOYESでは、ソファ作りの面白さや難しさを共に学び、情熱をもったソファ作りが出来る環境を維持していきたいと考え、国家資格である1級椅子張り技能士の資格を持つソファ職人育成に力を入れております。どうぞ応援くださいますよう、よろしくお願い申し上げます。
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また、ソファの可能性をさらに広げるために、職人一人ひとりの進化のために、取り組み続けているプロジェクトがございます。その1つが「クリエイターズソファ」です。NOYESのソファ職人一人ひとりが自由な発想でソファをデザイン。気になる方はぜひチェックしてみてください。