〜宮元 英誠編〜
やって参りました!月刊「ソファと私」の時間です。本日の取材の相手は宮元さんです!やってきました。玉川工場、こちらは名古屋市中川区玉川町にある工場で今まで取材してきた中ではまだまだ取材回数は少ない工場でして新発見することも多いこの工場。搬入専用エレベーターは今回初めて利用させて頂きましたが、ソファ10本は積めるんじゃないかというほどでかいことでかいこと。今回の取材は刺激になること間違いなしと予感がしておりました。さて今回の職人:宮元さん。なかなかお話いただける機会が少なく少し緊張気味でしたが、いざ出陣、取材スタートです!
「ものづくりの原点」
- ーー
- 前回、取材の大野さんにもお聞きしているのですが、ソファ職人となったきっかけなどはあるのでしょうか。
- 宮元
- 元々、子どものときから工作や図工方面が得意でしたね。そういうところから今に至るみたいな所があると思います。デザイン専門学校へ通ってたり、その後九州の椅子屋さんで働いていたんですよ。
- ーー
- 職人さんのインタビューでは図工、工作のキーワードはよく出てきます(笑)子どもの時などの原点が多大に影響してるかもしれないですね。九州は鹿児島のご出身という情報は前々からお聞きしていましたが、椅子屋さんで働いていたことは初耳でした。
- 宮元
- そうなんですよ。バリバリに椅子を作ってましたね。そこで知り合った取引先の人がたまたま名古屋の方で紹介されて現在名古屋にいるんですよ。ご縁ですよね。
- ーー
- NOYESスタッフでも九州出身のスタッフがいますよ。博多弁で挨拶したりと(笑)同じ鹿児島出身のスタッフもいるので地元話ができるかもですね。
- 宮元
- 地元話できそうですね。
丁寧に、綺麗に、素早く。
- ーー
- 張りの工程で難しく感じる所はありますか?前回の取材頂いた大野氏曰く、Maruccoの丸々しいデザインを表現するのにウレタンの張りがとても大変というお話をお伺いしたのですが、張りという目線から感じられる所はあるでしょうか。
- 宮元
- そうですね。ソファを特定してしまいますが、取材の最中で張っていた「Decibel」は本体と座面部のウレタンが一致しているソファの構造となってますので当然、座面がぶ厚い構造となってます。うまく張っていかないと折角のスクエアなラインがボコボコになってしまうので綺麗に張るように心掛けていますね。あとは作業工程を極力早く作業をするように心掛けています。勿論、丁寧にするのは当たり前での話ですよ。
「ソファ職道の未来」
- ーー
- 丁寧に黙々と、ソファの張り工程を進めていた宮元さん。最後に今後の意気込みをお聞き致しました。
- 宮元
- そうですね。日本一、世界一のソファメーカーを目指してますので技術と知識を追求し続けていきたいですね。
ソファ職人 宮元が愛するソファ
木フレームの軽やかさと繊細さが際立つ
Villa
シンプルでスマート、軽やかで繊細、木フレームと絶妙なコラボレーションが功を奏したソファ、それがVillaです。お部屋のどの位置に置いても見た目以上の洗練さが際立ち、リラックスソファとしても魅せるソファとしても十分にどちらともの機能を満たしてくれます。印象的な脚のカラーは特にこだわった部分となっており、優しい雰囲気をより感じていただけるようこれまでにないカラーを生み出しました。素材感を活かしたカラーですので布生地、レザー生地、どちらともの生地の素材感と相性がピッタリときます。また綺麗な木目を活かすことができるタモ材を選定したのもこのカラーの良さをさらに引き立てています。カバーが交換できるフルカバーリング仕様となっていますので、カバーの脱着がしやすく且つ綺麗なラインを保てるよう縫製にはとても気を使っています。ローソファの意匠はより都会的な感性を磨いてくれることと思います。是非、あなたの側にあなたとともに刻むライフスタイルのアイテムとしてVillaをお選びください。
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NOYESのソファはソファ職人が高い技術で心を込めて一つ一つ丁寧にお作りしています
NOYESでは、ソファ作りの面白さや難しさを共に学び、情熱をもったソファ作りが出来る環境を維持していきたいと考え、国家資格である1級椅子張り技能士の資格を持つソファ職人育成に力を入れております。どうぞ応援くださいますよう、よろしくお願い申し上げます。
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また、ソファの可能性をさらに広げるために、職人一人ひとりの進化のために、取り組み続けているプロジェクトがございます。その1つが「クリエイターズソファ」です。NOYESのソファ職人一人ひとりが自由な発想でソファをデザイン。気になる方はぜひチェックしてみてください。