〜中野 竜太編〜
職人さんやショールームスタッフからお仕事のことやソファにまつわる様々なエピソードを聞かせてもらう「ソファと私」。今回お話を聞かせてくださったのは、tanmuを担当されているソファ職人の中野 竜太さんです。今のお仕事のことやこれまでのこと、さらにこれから挑戦したいことなど様々なお話を伺いました。
「自身を、技術を成長させる。」
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- 職人になろうと思ったきっかけを教えてください。
- 中野
- もともと前の職場がイスの張り替えを行っている業種で働いていましたが、設備が整っておらずタッカーとボンドしかありませんでした。作っていくうちに楽しくなり設備や環境がちゃんと揃っている所で作ってみたいと思うようになり、のサイト載っていた職人の動画を見て一目惚れして会社見学に行った際に履歴書を持参してその場で面接をしていただきました。
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- 職人になって良かった点を教えてください。
- 中野
- 環境もそうですし、同じ仕事をしている人が周りに沢山いるので技術を磨ける面は良かったと感じています。
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- 職人となって苦労や難しい点はありますか。
- 中野
- 前は接着場を回すリーダーだったので張り場が欲しい物の状況を見極めて作業を流すのが難しかったです。それに伴って周りを見る、作業をする、だけではなくその他にも見ないといけない事が到らなかったりして苦しかったですね。
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- 他の職人さんと負けていない箇所、譲れない箇所はありますか。
- 中野
- 今現在そのような事はないですがいずれは負けないように周りを見れるようにしたいです。接着の時は周りを見ることがあまりできていない箇所があって今は部署が違うのですがその部署毎で見方が変わってくるのでそこを見極められるようになっていきたい。
「ソファ職道の未来」
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- 最後にご自身のソファ職人というお仕事の中で本人の意気込みを語っていただきました。
- 中野
- 先ずは今担当している下張りを初め接着梱包といった工程をもっと出来る様になりたい!ソファ作りにおいて重要な事は周りを見ながら作業をする事です。自分だけでソファを製造しているのではなく周りにいる人達とひとつの物を作っているので任されている工程を責任を持って取り組んでいきたいと思います。
ソファ職人 中野が愛するソファ
飽きのこない大人モダン
New MK603 Sofa
コンパクトでありながらくつろぎを損なわないソファを目指したNew MK603 Sofa。シュンとしたアームにパイピンがあしらわれ感じのいい品格が漂う意匠です。全体的にシンプルで無駄を省き飽きのこない大人モダンの佇まいです。脚部がテーパーになっていることから優雅さとエレガントさを感じていただけます。特にサイド、あるいは斜めからの見え方が美しくお部屋の真ん中に置いてもそれだけでインテリアとしてお楽しみいただけます。NOYESの中でも一目惚れのファンが大変多いソファの一つです。※こちらの製品は生産を終了いたしました。
NOYESのソファはソファ職人が高い技術で心を込めて一つ一つ丁寧にお作りしています
NOYESでは、ソファ作りの面白さや難しさを共に学び、情熱をもったソファ作りが出来る環境を維持していきたいと考え、国家資格である1級椅子張り技能士の資格を持つソファ職人育成に力を入れております。どうぞ応援くださいますよう、よろしくお願い申し上げます。
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また、ソファの可能性をさらに広げるために、職人一人ひとりの進化のために、取り組み続けているプロジェクトがございます。その1つが「クリエイターズソファ」です。NOYESのソファ職人一人ひとりが自由な発想でソファをデザイン。気になる方はぜひチェックしてみてください。