ソファ職人道- ソファと私 山田 健二 | 日本を代表する国産ソファブランド NOYES
オンラインストア 誰かに教えたくなる「ソファの世界」 ソファと私 山田 健二

〜山田 健二編〜

本年も、既に立春も過ぎ去り、早い方は春支度をされている方もいらっしゃるのではないでしょうか。季節の移ろいを感じながら、少しずつ暖かくなることを望んでおりますが、まだまだ寒さには油断できないものですね。
さて、今回のソファと私に登場していただく職人さんは張り担当されている山田さんです。お忙しい中、取材に笑顔で応じていただきました。それではいってみましょう!

チャレンジする精神

ーー
ソファ職人になるきっかけなどはございますでしょうか。
山田
小さいときから、家具は好きでしたし、やっぱり物作りが好きだったからね。20才になる前、 19才の時かな。椅子作りを東京のほうに修行へ行ったんですね。2年で戻ってきましたけど、それからずっと続けていますね。こちらの工場に来たのは10年ぐらい前になりますかね。
ーー
東京に修行にいかれたのですね。愛知県では考えなかったのでしょうか。
山田
当時、愛知県には椅子作りをするような所も環境もなかったんですよね。椅子作りと言えば、東京、という感じで盛んだったんですよ。
ーー
そうだったんですね。愛知県の一宮地方では生地織りの文化が有名ですが、生地に伴い、椅子や家具といった物作りも盛んであるものだと思っていました。
山田
昔のことだからね。現在は多くの工場もありますし、お店も多くなってますよね。

時代背景というのは勿論あることなのでしょうが、手に職をつけようと15才で修行の道に入ったことは、どんなに苛酷であったかは想像すら出来ません。只々、現役を続ける山田さんのチャレンジする姿勢が素晴らしいなと心で感じた取材班なのでした。

ーー
「張り」工程を担当されていますね。気をつけていること、意識している所はどのような所でしょうか?
山田
バネは一番最初に取り付けるので、しっかりと打ち込んでいます。後になってぐらぐらにならないようにね。張りで形も全部決まってくるので、大事に打っています。

自分と向き合う

ーー
張りの際に生地や余り生地を切る際に使用している刃道具を使用していますね。
山田
これは自前で作りました(笑)カッターじゃすぐ駄目になってしまうので。やりやすいように自分で作ったんですよ。切れが甘くならないように、毎日、出勤する前に研いでいるんです。
ーー
毎日ですか!習慣になっているんですね。

感動を覚えると同時に、仕事として向き合う姿勢は本当に見習いたいと思う取材班なのでした。

ーー
話は変わりますが、山田さんの中で推しソファはありますか?
山田
「NewSugar Standard」がいいですね。飽きのこないシンプルな形が好きです。無駄なところが削ぎ落とされているフォルムがなんともいいですよね。

「ソファ職人道の未来」

ーー
最後にご自身のソファ職人というお仕事の中で本人の意気込みを語って頂きました。
山田
「見て」「触って」「座って」良いソファを作りたいな、と常にそう思いますね。僕はやっぱりものづくりが好きですから、お客様の立場で買う身になった見方を常に忘れずにこれからも作っていきたいですね。

ソファ職人 山田が愛するソファ

雲の上のような⼼地を、いつものリビングで。
Vision RX

Vision RXはNOYESの揺るぎない意思がその全てに反映され具現化された至高のハイバックソファです。かつてないほどの全高は比類なきくつろぎをもたらすのに十分な役割を果たしています。「月」をモチーフとした洗練されたソファプロポーションはこれまで数々のソファを生み出してきた専門性に裏打ちされたこの上ない綺麗な仕上がりを実現しました。裁断から縫製というソファ製造に欠かせない工程を名古屋市の自社工場で行っているからこそできる唯一無二の完成度です。ハイバックソファという魅力にリビングの主役としての華やかさをプラスしたVision RXにNOYESは惜しみなく技術力、デザイン力、そしてこれまでにない想像力を注ぎ込みました。

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NOYESでは、ソファ作りの面白さや難しさを共に学び、情熱をもったソファ作りが出来る環境を維持していきたいと考え、国家資格である1級椅子張り技能士の資格を持つソファ職人育成に力を入れております。どうぞ応援くださいますよう、よろしくお願い申し上げます。

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