生地選びが、もっとたのしくなる。
生地の事なら後藤さん
今月の特集
新生地ご紹介 2011
いつの間にか2011年も明けまして…。
年末までもあっという間でしたが、年始もあれよあれよと過ぎ去って行く日々です。
今回は「新生地さんいらっしゃい!2011」と題しまして、新たに仲間入りしたファブリックについてお話をお伺いしました。
生地を開発、採用した経緯、特徴、新しい生地にまつわるあれこれを後藤さんにお伺いしました。
- 昨年に引き続き、今回新たに仲間入りをした生地につきましてお伺いさせていただきます。
- 宜しくお願いします。
- 生地を採用するにあたり、何かテーマを設定したりはしたのでしょうか。
- 基本的にはどなたでも容易に取扱うことができるといった点を重視しました。あと、ショールームで掛かっている大盤生地。あの並びに揃えて掛けることで活気がでるような、選んでいて楽しくなるような。そんな生地をセレクトしようと思いましたね。
- 「活気」!ですか。
- 取り扱っている生地を全体的に見てバランス良く、でも「こんな生地もあるの?!」といった意外性や驚きを感じていただけるようなラインナップになったかと思います。
- なるほど。今回はライフスタイルに合わせてソファが選べるようカテゴリー分けがされましたが、そこら辺もやはり生地のセレクトに影響をしていますでしょうか。
- もちろん大切なポイントですね。たとえば最高級品質のソファが揃う「EXCELLENT STYLE」。このカテゴリーのソファをお求めになるお客様は、どういった生地をお探しなのか、またソファにどういった生地が相応しいのか。意外性を組み込みながらバランスも考えて組み立て直すことが大切に思えました。
- 先程から「バランス」という言葉が良く出てきますが、「バランス」の基準をどこに設定されたのでしょうか。
- そうですね、「ソファのテーマ」と「生地のテーマ」がリンクするように。分かりやすいのはさきほども出た「EXCELLENT SOFA」。その名の通り、最高級品質のソファにはどの生地が相応しいか?ソファの個性を活かす生地とはどれか?といった具合です。ショールームスタッフからお客様の声を聞き取り、どのように新しい生地コレクションに反映していくべきか試行錯誤の連続でした。このバランスについて一番良く考えましたかね。
- そうなんですね!つまりソファがあり、ソファ生地がある。ソファ生地があり、ソファがある。ソファと生地が一体化をするようなイメージで「バランス」を追求なさったのですね。
- はい。その通りです。多様なライフスタイルのお客様に喜んでいただけるように工夫してみました。