社会貢献

名古屋市立東港中学校

未来をひらく職場体験

2025.02.07 update

2025年1月23日(水)24日(木)
名古屋市立東港中学校2年生 2名

2025年1月、寒風が肌を刺す季節となり、厳しい冬の寒さが続いておりますが、そんな中、NOYESの工場に名古屋市立東港中学校から2名の生徒さんが職場体験に訪れました。2日間にわたり、ソファの製造工程を見学し、実際の作業にも挑戦していただきました。

1日目はまず初めに「NOYESはどんな会社か」「何を作っているか」の説明を受けていただき、スタッフからの質問に対しても積極的に答えていただきました。説明を受けた後はソファの製造工程を見学に向かいました。最初は生地を裁断する工程です。実際に生地を自動で裁断する様子を見学いただき、2人はのぞき込むようにその様子を確認していました。生地の向きによって見え方に違いが出ることや、ロール状になって保管されている生地の重さも体感していただき、思わず「重い!」と声を上げる場面もありました。

次の縫製の工程では、普段学校で目にするミシンや糸との違いを目で見て、触れて確認していました。次に下張りの工程を見学いただきました。この工程ではタッカーという道具を使い、ソファの木枠にバネを取り付ける作業を見ていただきました。木枠にバネを取り付けた後は、ウレタンを木枠に接着する工程です。ここでは職人が木枠やウレタンに接着剤を吹きかけている様子を見学し、色々なウレタンに触れることで硬さの違いを体感していただきました。

最後は職人さんが丁寧にソファに生地を被せ、ソファの木枠に張る作業を見学いただきました。生地を張る前後で座り心地を確認し、その違いに驚きの表情を浮かべていたのが印象的でした。

2日目は背もたれやソファに付属するクッションに生地を被せる作業を実際に体験いただきました。慣れない作業のため、初めはとても苦労している様子でしたが、どんどんと作業のスピードが上がり上達していく様子に職人も驚いていました。ただ生地を被せるだけでなく、生地が真っ直ぐ被せられているかなど出来栄えもしっかりと確認している姿は、まるで職人のように丁寧に作業をしてもらいました。

この2日間を通してNOYESのソファがどのように作られているか、見学と体験をしていただきました。ソファの製造方法のほか、ソファに込められた職人一人ひとりの想いも知っていただけたら幸いです。この度は職場体験にお越しいただきありがとうございました。

学生の皆様の貴重な未来を応援するために、弊社では職場体験を受付しております。ソファを製造する企業として、皆様が学び、成長し、大切な未来に役立てるお手伝いを心から行いたいと考えています。