目次
(1)本革ソファを長く使うための日々のお手入れ方法 (1-1)日々のお手入れは乾拭きでOK (1-2)乾拭きで使用するもの・拭き方 (2)月1〜2回は本格的なお手入れを (2-1)本格メンテナンスで用意するもの (2-2)掃除機でホコリやチリを掃除 (3)こんなときどうする?黒ずみやヒビ割れによる劣化への対応 (3-1)本革ソファの汚れ・劣化の原因とは? (3-2)黒ずみやヒビ割れなどが起こってしまった時の対処方法 (4)本革ソファを長くお使いいただくために (5)国産ソファブランド・NOYESの本革 (5-1)使い込むほど魅力が増す「LEATHER-XXランクFBシリーズ」
高級感があり、見た目がかっこいい本革ソファ。
「本革ソファをリビングに置いてラグジュアリーな空間を作りたい」と実際に購入された方も多いかと思います。
本革ソファには、おしゃれで高級感があるだけでなく、年月とともに風味や色合いが変わる「経年変化」を楽しめる魅力もあります。
ですので、せっかく本革ソファを購入したのであれば少しでも長く、綺麗に使いたいですよね。
本革ソファを綺麗な状態で長く使うためには、日々のお手入れ・メンテナンスが欠かせません。
しかし、
「正しくお手入れをしたいけれど、その方法が分からない」
「何を用意したら良いの?そもそも専門の道具は必要?」
と感じている人もいるかと思います。
そこで、この記事では、本革ソファを使っている人に向けて、ソファのプロが日々のメンテナンス方法を伝授します。
また、本革ソファを使っていると、黒ずみやヒビ割れなどのトラブルに見舞われてしまうこともあるかと思いますので、その対処方法も合わせて解説します。
本革ソファの日々のお手入れは、何か特別なことをする必要はありません。
基本的には「乾拭き」で十分です。
乾拭きをすることで、本革の表面に付着したほこりや汚れと一緒に、その中に含まれている水分を拭き取れます。
本革の天敵ともいえる水分を取り除けるので、生地を綺麗に保ったり、シミやカビを防いだりすることが可能です。
乾拭きをするときは、柔らかいコットン100%の布を使用します。
ごわごわした布やタオルを使ってしまうと、表面に傷をつけてしまう恐れがありますので、使用は控えてください。
また、拭き方にも注意が必要です。
強くこすってしまうと、表面が摩擦で傷んでしまったり、汚れが革の中に入り込んでしまったりするので、優しくなでるように拭きましょう。表面を傷めずにお手入れできます。
本革ソファの日常的なお手入れは、乾拭きで十分ですが、月1〜2回は本格的なメンテナンスが必要です。
月1〜2回のお手入れでは、
●掃除機
●スポンジや柔らかい布
の2つを用意しましょう。
日々のメンテナンスではいきなり乾拭きをしていましたが、月1〜2回のメンテナンスでは、まずホコリやチリを除去します。
その際、粘着式のコロコロを使おうとする方もいますが、粘着材を剥がす時に本革に負荷がかかり、表面を傷めてしまう可能性があるので、掃除機やハンディモップなどを使用しましょう。
掃除機をご使用する場合は、ブラシ付のアタッチメントを使うのが理想的です。普段お部屋のお掃除に使用している掃除機のヘッドですと本革の表面を傷つけてしまう恐れがあります。
ブラシ付のアタッチメントがない場合は、毛が柔らかいブラシを使ってホコリやチリを掻き出して一箇所に集め掃除機で吸い取ると良いでしょう。
背もたれや座面だけでなく、隙間なども掃除すると、ホコリやチリを残さず、ソファを綺麗にできます。
日々のお手入れを丁寧にやっていても、思わぬことでソファを汚してしまうこともあります。どんなことが原因で、ソファが汚れてしまったり劣化してしまったりするのか、日常生活でよくあるその原因を紹介します。
汚れの中でも最も多いのが、ホコリによる汚れ。
例えば、肘掛や背もたれの上部、背もたれと座面の境目など、普段なかなか触れることのない部分に気づいたらホコリが溜まっていた、なんてことが多いですね。
また、ソファにボタンがついている場合、その部分にホコリがたまることもあります。
ソファに座ってテレビや映画を見ていたら、うっかり飲み物や食べ物をこぼしてしまった、ということもよくあります。
食べこぼし・飲みこぼしには、水分や油が多く含まれているため、すぐに拭き取っても、シミが残り続けてしまったケースも少なくありません。
また、シミの部分が乾燥し、ヒビ割れをおこすこともあります。
自然に剥がれた人の皮膚や、汗などに含まれる皮脂もソファの汚れの原因です。
皮膚はホコリなどと混ざり、クッションとクッションの境目や、背もたれと座面の境目に入り込んでしまいます。
汗や皮脂は放っておくと酸化して黒くなるため、黒ずみの原因となります。
書き物をしていたらうっかりボールペンを落としてしまった、メイクをしていたら口紅がついてしまった、というのもよくあるケースです。
また、子供がクレヨンやペンで落書きしてしまったというのも、お子様のいるご家庭ではありえるトラブルです。
ソファではペットにまつわる汚れも考えられます。
ペットが引っ掻いてしまった、毛が付着してしまうのはもちろん、トイレトレーニングができておらず、ソファの上でそのまましてしまったなんてこともあるでしょう。
その場合、臭いの原因にもなってしまいます。
本革は動物の皮をなめして作られたものですので、人間の肌と同じく乾燥に弱いという弱点があります。
ですので、エアコンの風が当たったりする場所や、通気性が悪い場所では、乾燥によるヒビ割れが起きやすいです。
もし、ヒビ割れが起きてしまった場合は、ヒビ割れがこれ以上進行しないよう張り替えなどの修理が必要です。
食べ物をこぼしてしまった際は、まず食べ物のカスを潰さないように取り除きましょう。
その後、乾いた布で表面を拭きとります。
飲み物をこぼしてしまった場合、濡れた部分が濃くなっているだけでなく、表面が水ぶくれのようになってしまっていることがあります。
この場合、乾燥後にヒビ割れを起こす場合があるので、きちんとしたお手入れが必要です。
固く絞った柔らかい布でこぼしてしまった部分とその周りを抑えるように拭き取り、風通しの良い場所で水分を飛ばします。シミが深刻でない場合、目立たなくなります。
本革のソファを少しでも長くお使いいただくためには、使い方にも注意しなければなりません。
中でも、以下の点に注意してお使いいただくのが望ましいです。
・食べこぼしをしないようにする
・勢いよく座らない
・エアコンが直撃する場所にソファを置かない
・窓際やストーブの近くに置かない
・汚してしまったらすぐに対処する
正しい使い方と適切なお手入れをおこなっていれば本革ソファは扱いにくいものではありません。
変に神経質にならず、ゆったりとしたソファライフをお楽しみください。
LEATHER-XXランクFBシリーズは、柔らかくしなやかな手触りが特徴です。
手に吸い付くような心地はくせになるでしょう。
そこから伝わる温もりある雰囲気が特徴です。
カラーは3カラーをご用意しております。
NOYESでは、さまざまな手触り・見た目の本革をご用意しております。
1つ1つ加工方法も異なるので、自分好みのソファを購入していただけます。
ぜひ本革のソファをお求めの方はNOYESのショールームやメール・お電話でのお問い合わせをご利用ください。