目次
(1)耐久性の高いソファとは? (2)耐久性に優れたソファを見極める3つのポイント (2-1)使用しているバネをチェックする (2-2)使われている素材の品質が高いものを選ぶ (2-3)耐久試験の内容をチェックする (3)【厳選】耐久性が高くて長持ちするソファ20選 (3-1)1人暮らし・2人暮らしのお部屋におすすめの耐久性の高い2人掛けソファ (3-2)リビングにアイテムとなる耐久性に優れた3人掛けソファ (3-3)足を伸ばしてゆったりくつろげる耐久性の高いカウチソファ (3-4)色々な使い方ができる耐久性に優れたコーナーソファ (4)ソファを長くお使いいただくためのコツ (4-1)座る場所を変える (4-2)定期的に座クッションの場所を交換する (5)耐久性の高いソファをお探しならNOYESのショールームへお越しください
「買い替えたりしなくても使い続けられるソファが欲しい」
「耐久性に優れたソファを買いたい」
ソファを選ぶとき、こんなことを考えている方もいるかと思います。
ソファは安くはないお買い物。だからこそ長く使い続けられる「耐久性が高いソファ」が欲しいと思うのは当然のことです。
しかし、耐久性が高いソファは座るだけでは見極められません。ソファの耐久性は、内部構造や素材によって変わるので、ソファを選ぶ際にはソファの内部がどのようになっているのかきちんと確認する必要があります。
今回はソファのプロがソファの耐久性を見極めるためのポイントをわかりやすくご紹介します。
また、「耐久性の高いソファが欲しい!」という方のために、種類別に耐久性の高いソファをご紹介します。
そもそも耐久性の高いソファとはどんなソファを指すのか。
NOYESでは「へたりにくいソファ」が耐久性の高いソファであると考えています。
ソファは日々、人が立ち座りを繰り返す消耗品です。
使い続けているうちに、座面がへたってしまい座り心地が悪くなってしまいます。
そのため、少しでも長く使い続けるには、へたりにくい座面であるかどうかが重要です。
座面のへたりやすさ・へたりにくさは内部構造や素材によって決まります。
したがって、耐久性の高いソファかどうかには、内部構造と素材が関わってくるのです。
ソファの耐久性を左右するのは、内部構造や素材ですので、座っただけでは見極めることはできません。
ソファの耐久性を見極めるためには3つのポイントがあります。
ソファの耐久性を確認する際に、最初にご確認いただきたいのがソファに使用されている「バネ」です。
バネは座面を支えるために重要な素材ですので、座り心地だけでなく、ソファの耐久性にも影響を及ぼします。
ソファのバネは形状によって特性が異なります。
S字型でソファのフレームに張り巡らされるタイプのバネは「Sバネ」・バネを樽型にしたものが「コイルセットスプリング(ポケットコイル)」、ベルト状に加工された「ウェービングテープ」の3種類が主流です。
この中でも特に、耐久性に優れているのがコイルセットスプリングです。
コイルセットスプリングは、コイルが独立しているため一部分にしか体圧がかからないので、座面がへたりにくくなっています。
対して耐久性に劣るのがウェービングテープで、コイルセットスプリングやSバネに比べるとへたりやすくなっています。
ただし、ウェービングテープの中には高級ソファに使われている耐久性の高いものがあるので、耐久性が弱いと一概には言えません。
バネをチェックする際は種類だけでなく、生産地も耐久性を見極めるポイントです。
最も良いのは国産のバネとされています。
日本国内で製作されたバネならば、日本の風土に合うように作られているので、海外製のものに比べ劣化しにくく、耐久性も優れております。
もし可能であれば、ご購入の前にどこで製作されたバネなのか問い合わせしていただくのが望ましいです。
ソファには、バネ以外にもさまざまな素材を使用しております。
例えば、フレームには木材・座面にはウレタンや羽毛を使用しております。
特に座面に使用されているウレタンや羽毛はソファの耐久性に大きく関係いたします。
したがって、ウレタンや羽毛などはどのようなものを使用しているか、耐久性を高めるためにどんな工夫をしているかなどをご確認いただければ、より耐久性の高いソファを見極めていただけます。
耐久試験をおこなっているかどうかも、耐久性を見極めるポイントです。
試験をクリアしているのであれば、ある程度耐久性が高いと言えます。
例えば、国産国産ソファブランド・NOYESではソファを7年〜10年間ご使用いただけるよう、耐久試験をおこなっております。
背クッション・座クッションに垂直力を加えるのを50,000回繰り返し、座り心地や見た目が変わらないか試験をおこないます。
その結果、7年〜10年以上の耐久性を試験で実証しております。(なお、7年〜10年は1日に15回〜20回の立ち座りを想定したものです。)
また、日本工業規格・通称JIS規格という基準で耐久性を見極めるのも1つのポイントです。
JIS規格を決める際に重要視されるのが強度・安定性・耐久性です。
したがって、JIS規格に該当するソファは耐久性がしっかりしているといえます。
耐久性を見極める3つのポイントに沿って、耐久性の高いソファを2人掛け・3人掛け・カウチソファ・コーナーソファに分けてご紹介します。
Decibelシリーズの中でも最も広があり、スタイリッシュなデザインの「Decibel C4」シリーズ。ふっくらとしたデザインながらも、高さが低めなので、開放感あふれる空間を演出するソファです。
ゆったりくつろぎいただけるよう、仕切りのない座面となっております。
座面の低層部には70kg/m3の高密度チップウレタン、その上に25kg/m3のハードタイプ高密度ウレタンを重ね、2種類のウレタンをSバでしっかり支えているので、へたりにくい構造となっており、耐久試験にも合格しております。
「I.D.V」は、デンマーク発の家具ブランド「BoConcept 」が生産するソファです。
Sバネを使用し、密度 37 kg/m3のHRフォームを使用しています。柔らかめのクッションが体を優しく包み込みます。
シンプルとコンパクトを兼ね備えたのがこの「New MK603 Sofa」。サイズ感が小ぶりなので1人暮らしのお部屋におすすめです。
座クッションは程よい弾力があるので、座り心地だけでなく寝心地も抜群です。
座面が高めに設計されているため立ち座りが楽にできる上、座面奥行きが深いのでゆったりくつろぐことができます。
「New MK603 Sofa」では耐久性に優れたチップウレタンを土台に使用し、その上に60kg/m3チップウレタン・25kg/m3ウレタンを重ねています。
耐久性に優れたウレタンを使用しているだけではなく、Sバネでしっかり支えているので長くソファを使うことができます。
最高峰の技術を駆使したハイクオリティ家具ブランド「Molteni」。
その中でも「CHELSEA」はロドルフォ・ドルドー二が2014年にデザインしたソファです。丸みを帯びたフォルムが印象的です。
厚めのフレームにぎっしりクッションを詰め込んだ「アポロソファ」。
まるでロケットのような円錐型の脚も太めにデザインされているので、頼りがいがあります。
ローバックとなっており、後ろ姿がかっこいいことから、空間を仕切るアイテムとしても活用できます。
「Cervo X4」シリーズの特徴は細くすらりとのびた脚と、奥行きの深さ。ちょうどいい奥行きと高さが、仕事や家事の疲れを取ってくれることでしょう。座り心地はもちもちとした弾力がある心地なので、安定感のあるくつろぎを体感できます。
脚が高めなので3人掛けサイズであっても楽にソファ下を掃除できます。
耐久性に富んだ70kg/m3の高密度なチップウレタンをベースに27kg/m3のウレタンを重ねていますので、へたりにくくなっています。
また、「Cervo X4」は、JISで決められた耐久試験をクリアしておりますので、確かな安心感のあるソファです。
ボタン締めの部分が特徴的な、存在感のあるソファです。
肘掛が厚めでも座面が広いので、ゆったりとくつろぐことができます。
座面にはポケットコイルとウレタンを使用しており、硬めの座り心地になっています。
さっぱりとした印象の3人掛けソファ「sofa type 19 SFK1903」。
背もたれに良質のウレタン、座面にウレタンとフェザーを積載しています。
座面の硬さは3種類からお選びいただけます。
「MORELESS SOFA」は、「座」に寄り添ったデザインなので、圧迫感がないソファとなっています。
座面にはウレタンフォームを使用しているので、硬めの座り心地です。
生地の色だけでなく脚のカラーも選べます。
ナチュラルなデザインのアームレスソファ・「Patio」。肘がないので開放感の感じられるデザインとなっています。
弾力を感じるくらいの硬さになっているので、長時間座っていても疲れない、絶妙の座り心地を体感できます。見た目通りの少し柔らかい座り心地です。
70kg/m3の高密度チップウレタンをベースに、高密度ウレタンとソフトウレタンを重ねています。Sバネでウレタンを支えているのでへたりにくくなっています。
丸みを帯びたフォルム、アシンメトリーな背もたれが特徴的な「Cortile」。
空間に開放感を与えるようなデザインなので、リビングダイニングなどにおすすめです。
安定感のある硬めの座り心地なので、しっかりと体が支えられます。
座面のベースは厚く積まれた80kg/m3のチップウレタン。その上に、35kg/m3・27kg/m3ものラバーライクウレタンを積載しています。長期間使っていてもへたらないクッション材を使用しているので長くご愛用いただけます。
JISが定める耐久試験もクリアしています。
「ARIETE」シリーズは3人掛け・2人掛け・1人掛けのソファとシェーズロングタイプを組み合わせることでカウチソファとしてレイアウトできます。
PINOは、日本国内で生産しており、経験と伝統を重視した高い技術を駆使したソファを生産しています。
アームレスタイプやワンアームタイプの1人掛けとシェーズロングを組み合わせることでカウチソファとしてお使いいただけます。
座面にはウェービングテープとモールドチップウレタン、そしてMDIウレタンフォームを使用しています。
「Decibel Standard」シリーズは、ひじと背もたれが同じ高さになっております。ソファをおいても圧迫感がないので、カウチサイズでも広々とした空間をお楽しみいただけます。
座り心地は硬くずっしりとくる感触になっており、腰に負担をかけずにお座りいただくことができます。
60kg/m3のチップウレタンの上に24kg/m3のハードタイプ高密度ウレタン、24kg/m3の弾力のあるハードタイプ高密度ウレタンを重ねています。バネは使用されていませんが土台となっているウレタンがしっかりしているのでへたりにくく、耐久試験もクリアしています。
肘掛の形が特徴的なカウチソファです。
フェザーとスライスウレタンを組み合わせており、ふかふかの座り心地になっています。
横向きに足を伸ばして腰かけたり、オットマンと組み合わせて使用したりすることができます。
「日本人らしい床に近い暮らし」をテーマにしているロータイプのコーナーソファです。
クッション部分にはウレタン数種類の他、ファイバーボール・シリコンファイバーを使用し、硬めの座り心地になっています。
「Decibel Professional」シリーズのコーナーソファはモールドウレタンが使用されているので、座れば座るほど体に馴染みます。
最初に座ったときは硬さに驚くものの、その座り心地は多くのお客様から絶賛の声が寄せられております。背中の柔らかさと座面の硬さが絶妙なおしゃれなロータイプのコーナーソファです。
モールドウレタンは自動車や電車などの座面部分に使用されるなど耐久性に富んだウレタン材ですモールドウレタンが土台となっているので、座面がへたりにくく長くご使用いただけます。
また、「Decibel Professional」シリーズのソファはJISで決められた耐久試験をクリアしています。
脚が目立たず、まるで座面が浮いているかのようなデザインのソファです。硬めの座面なので、体が沈み込みにくく長時間座っていても疲れません。マットレスに使われるコイルスプリングを使用しているので寝心地も最高です。
「FINANCIER」のソファは複数の大きさを組み合わせることで、コーナーソファとしてレイアウトできます。「FINANCIER」シリーズのソファは、体圧分散に優れたプロファイル(波形)加工素材を使っているので、長時間座っていても疲れません。
肩肘2人掛けが2つ・肘無し1人掛け・オットマンに収納棚が付いたセットです。
価格は¥2,648,000〜と高額ですが、全て国産となっていますので、高品質なソファであることが伺えます。
ソファを長くご使用いただくためには、耐久性にこだわるだけでなく、使い方にも工夫が必要。ここでは、ソファを長くおつかいただくためのコツを解説します。
ソファに座るとき毎回同じ場所に座ってしまう方も多いかと思います。しかし、中には、毎回同じ場所に座り続けているとその部分だけがヘタってしまうソファもございます。
したがって、毎回同じ場所に座るのではなく、少し座る位置を変えてご使用いただくことで、一か所に負担がかかることなくソファを長くご使用いただけます。
ソファについている座面のクッションが取り外せる場合は、クッションの位置を入れ替えるのも1つの方法です。クッションを入れ替えることで、同じ場所に座り続けていてもクッションをへたらすことなくお使いいただけます。
ソファの耐久性は座るだけでは見極められません。
耐久性の高さを見極めたいときは、以下の3つを心がけると良いでしょう。
・使用しているバネをチェックする
・使われている素材の品質が高いものを選ぶ
・耐久試験の内容をチェックする
以上のポイントを押さえたソファは耐久性が高いといえるでしょう。
また、ソファを長くおつかいただくためには、耐久性の高さだけでなく使い方も大切。
座る場所を変えたり、定期的に座クッションの場所を交換したりしましょう。
今回はタイプ別に耐久性の高いソファをご紹介してきましたが、NOYESではまだまだ他にも耐久性の高いソファを生産しております。
全てのソファ品質にこだわったものとなっておりますので、ぜひオンラインストアやショールームの方でチェックしてみてください。