目次
(1)ソファの大きさは幅・奥行き・高さで決まる (2)ソファの幅の決め方 (2-1)適したソファ幅を見つけるためには部屋の広さと座る人数に着目 (2-2)全体幅と内幅は異なる (3)ソファの奥行きの決め方 (3-1)座面奥行きについて (3-2)総奥行きについて (4)ソファの高さの決め方 (4-1)座面高は3種類に分けられる (5)NOYESではさまざまな大きさのソファをご用意
ソファは座ってくつろいだり、寝転んでリラックスしたりできる便利な家具ですが、その分大きいので、選ぶときには”適した大きさ”というものを考えなければなりません。
ですがソファを置けるスペースはご家庭によって異なるため、「○畳なら幅○○cm・奥行き○○cmのものがいい」という明確な目安はありません。
したがって、「どのくらいの大きさのソファを買えばいいんだろう?」と感じている方も多いかと思います。
また、奥行きと幅だけでなく、ソファの大きさには「高さ」という要素もあります。
同じ幅・奥行きのソファでも、全体高が高ければ存在感がありますし、低ければお部屋全体に開放感が生まれます。
つまり、適した大きさ大きさのソファを購入するためには、「幅・奥行き・高さ」、3つの観点で考えることが大切。
といっても、これだけでは結局どう選べばいいのか分かりませんよね。
この記事では、ソファ選びのプロが、お部屋の広さや住んでいる人数などを元に、適した大きさのソファを選ぶ方法を伝授します。
冒頭でお伝えしたように、ソファの大きさは、
●幅
●奥行き
●高さ
の3つの要素で決定します。
この中でも、お部屋のスペースと大きく関係があるのが、幅と奥行きです。
ですので、まずは、幅と奥行きを決めてから、高さを考慮するとスムーズにソファを絞り込むことができます。
ソファの幅とは、正面からソファを見たときの横幅のこと。
この幅を考える上で重要なのが、「○人掛け」という表記です。
市場で販売されているソファのほとんどは、幅によって1人掛け、2人掛けというように分類されています。
ですので、以下のように何人掛けなのかを確認すれば、大体の幅はわかるようになっています。
●3人掛けサイズ
170cm〜200cmが主流
●2人掛けサイズ
140cm〜160cmが主流
●1人掛けサイズ
90cm〜100cmが主流
ただ、同じ2人掛けでも、商品によって細かな数値は異なるため、ソファを購入する前にはしっかり確認しておきましょう。
先ほどご紹介したサイズ感を元に、購入するソファの幅を決めていきます
ソファ幅の決め手になるのは、「部屋の広さ」と「座る人数」です。
ソファを置くことができるのは、だいたい6畳以上のお部屋です。
ソファは1人掛けでも幅90cmほどのスペースが必要なので、スペースが確保しにくい6畳未満のお部屋に置くのはあまり現実的ではありません。
6畳以下の場合は、ソファよりもコンパクトなオットマンやスツール、座椅子などがくつろぎアイテムとしておすすめです。
6畳前後のお部屋の場合、幅的には1人掛けソファか、小さめの2人掛けソファ(コンパクトソファと呼ばれる、全体幅が150㎝前後のもの)がいいでしょう。
お部屋もそこまで広くないため、できるだけ狭い幅のソファがぴったりです。
ただ、ワンルームではなくリビングルームの場合は、ベッドやタンスなどを置く必要がないので、少し大きめの2人掛けソファを置くことができるでしょう。
6畳におすすめのソファ【Volster Sofa ワイド2人掛け】を見る8畳ほどあれば、ワンルーム・リビングルーム問わず、2人掛けソファなら余裕で置くことができます。
8畳におすすめのソファ【Eterno Standard Orezzia 2人掛け】を見るソファの形によっては、3人掛けソファも可能です。
8畳におすすめのソファ【Decibel Standard 3人掛け両ひじ】を見る2人掛けソファや3人掛けソファを置く場合、1人掛けソファと組み合わせてL字型に配置するおしゃれなレイアウトも実現できるでしょう。
10畳あれば、かなり余裕を持ってスペースを確保することができるので、2人掛けソファだけでなく3人掛けソファも余裕で置くことができます。
10畳におすすめのソファ【Decibel C4 ワイド3人掛け両ひじ】を見るリビングルームの場合は、I字型のソファだけでなく、カウチソファやコーナーソファなども置くことが可能です。
10畳におすすめのソファ【Cortile カウチソファセット】を見るスペースだけでなく、誰が座るかもソファの大きさを検討する上では考慮する必要があります。
一人暮らしの場合は、1人掛けでも問題ありません。寝転がりたい、ゆったりと座りたいのであれば2人掛けも適しています。
一人暮らしにおすすめのソファ【Bench 2人掛け】を見るカップルや夫婦の二人暮しの場合、2人掛けや3人掛けがぴったりです。少し大きめのソファをお選びいただくと2人で腰を掛けてもゆったりくつろげます。
二人暮しにおすすめのソファ【Cervo X6 3人掛け両ひじ】を見る子供がいる家庭の場合は、3人掛けの大きなソファとスツール・オットマンをと併用するのが良いでしょう。10畳以上の広さがあるのであれば、コーナーソファやカウチソファも適しています。
子供がいる家庭におすすめのソファ【Decibel Traditional 3人掛けコーナーソファセット】を見る ソファ幅を考える上で、注意したいのが「内幅」。
内幅は、座面の幅のことを指しており、ソファの全体幅とは全く異なります。
座れるスペースがどのくらいあるのか把握したいときは内幅、全体の大きさを把握したい場合は、全体幅を見るようにしましょう。
ソファの幅については以下の記事でも解説しています。
ぜひこちらも参考にして見てください。
ソファの奥行きには、総奥行きと座面奥行きの2種類があります。
座面奥行きは、座り心地やくつろぎ方に関係します。
座るだけなのであれば、奥行きは50cm前後で十分ですが、ゆったりと寝転がったりあぐらをかきたいのであれば60cm以上が必要です。
また、カウチタイプとなると、座面の奥行きは大体100㎝以上となります。
総奥行きとは、背もたれなども含めたソファ全体の奥行きのことで、生活動線に影響します。
生活動線とは、壁とソファの間・テーブルとソファの間・テレビとテーブルの間など、お部屋の中を移動するときの通り道のことを指します。
お部屋に必要な生活動線は住んでいる人の人数や場所によって異なります。
人ひとりが通れるスペースを確保するには幅約70cm、横歩きで通る場合は幅約40cmが必要です。2人がすれ違えるくらいの幅が欲しい場合は、約120cmのスペースが必要となります。
また、ドアの近くや廊下、人の行き来が多い場所は人数に限らず約90cm~120cmのスペースを確保しなければなりません。
したがって、ソファの周囲やお部屋の通路にどのくらいのスペースがいるか計算した上で、ソファの置けるスペースを算出しましょう。
ソファの奥行きについては以下の記事でも解説しています。
ぜひこちらも参考にして見てください。
ソファの高さは床から座面までの「座面高」と床からソファの一番高いところの「総高さ」の2種類があります。
ソファの座面は36cm以下のロータイプ・36cm〜40cmの標準タイプ・40cm以上のハイタイプの3つに分類でき、それぞれに魅力があります。
ロータイプのソファは床に近い生活ができたり、床に座っている人との目線が同じになるので、目線の差がなく自然に会話しやすいという魅力があります。
また、座面が低いのでお子様でも座りやすく、小さなお子様がいる家庭にはおすすめのタイプです。
最も標準的な座面高です。比較的どなたでも座りやすい高さとなっています。
座面高が36cm〜40cmのおすすめソファ【NewSugar Grand Standard 2人掛け】を見る 腰痛がある人にぴったりなソファ
立ち座りがスムーズにできるので、体に負担がかかりません。腰痛持ちの方におすすめです。
総高さによって、ソファの存在感が変わります。
ハイバックソファと呼ばれる、背もたれが800cm以上と高めなソファは全体的に大きい印象を与えるので、家具が多いお部屋や少し手狭なお部屋に置くと圧迫感を生み出してしまいます。
こういったお部屋の場合、ローソファなど背もたれが低めのソファがおすすめです。
逆に、広いお部屋の場合、ハイバックソファはぴったりです。
存在感があるのでお部屋に置いても圧迫感がありません。
総高さはお部屋の広さや家具の多さによって判断しましょう。
ソファの高さについては以下の記事でも解説しています。
ぜひこちらも参考にして見てください。
国産ソファの専門店NOYESでは、さまざまな大きさのソファをご用意しております。
コンパクトなものから存在感のある大きさのものまで幅広く扱っていますので、お好みのソファが見つけられます。
また、同じシリーズでも2人掛け、3人掛けなどのバリエーションが豊富です。
ぜひNOYESのソファをチェックしてみてください。