年末年始といえば大掃除の時期です。今回のソファマガジンではソファカバーやクッション部材をご自宅でも行えるメンテナンス方法をご案内いたします。普段なかなか忙しくソファまでお掃除が行き届いていないお客様もぜひこの機会にお試しいただき新年をより心地よく迎えていただければ幸いです。
年末こそ
ソファメンテナンス
気分一心で新年を迎える為に
2023.12.22 updateカバーのお手入れ、洗い方
カバーのお手入れ
ファブリックのお手入れ
電気掃除機で吸い取ってあげるか、柔らかいブラシでブラッシングしてください。その際、電気掃除機の口は丸ブラシにしていただきますと、より効果的です。通常の口のままお掃除をしますと生地を傷める原因になりますので、ご注意ください。
液体汚れの落とし方 | 綺麗なティッシュか柔らかい布で 吸い取るように汚れを落としてください。その際、擦ったり押しつけたりして、汚れを中に押し込まないでください。 |
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個体汚れの落とし方 | スプーン等で余分な汚れをすくい取り、綺麗なティッシュか柔らかい布で軽く拭き取ってください。 |
シミが残るような場合 | 中性洗剤をぬるま湯(30度~40度)で3%~5%に薄めた液を柔らかい布に浸し、軽く絞って表面をたたくように汚れを落としてください。 また、自然乾燥させる際、太陽光下での乾燥や、急激な乾燥は素材の硬化や変色の原因となりますので、陰干しでゆっくりとおこなってください。 汚れは長時間放置しますと取り除くことが難しくなりますので、できるだけ早めに取り除くことが肝心です。 |
レザーのお手入れ
柔らかい布地で乾拭きしてください。
ビール・ジュース ソース |
ぬるま湯に中性洗剤を溶かし、汚点の部分に白い布をあてて、こする。その後、柔らかい布で水拭きし洗剤が残らないようにシッカリ拭き取っていただき最後に空拭きしてください。 |
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チューインガム | 洗濯用ベンジン、染み抜き剤を白い布にを含ませて汚点の部分を擦る。 |
ボールペン | 吸水力の大きい白い布か紙にベンジン、ベンゾール、アルコールの溶剤を含ませて、たたきながら注意深く汚点を取り除く。その後、柔らかい布で水拭きし薬剤が残らないようにシッカリ拭き取ってください。 |
リカー(マティーニ) | 白い布に純粋アルコール、または中性洗剤を含ませ、汚点を擦り、暖めた中性洗剤液で引き続きおこなってください。その後、柔らかい布で水拭きし洗剤が残らないようにしっかり拭き取ってください |
カバーの洗い方
小さなお子様やペットがいても心置きなくソファをご利用いただけるようにNOYESのソファはカバーリングソファとなっています。そのため、NOYESでお選びいただける生地は全て洗濯可能です。しかし、生地の素材や織り方によって洗い方が異なりますので、生地に合った正しい洗い方で汚れを落としましょう。 まずはお持ちの生地の洗濯表示をご確認ください。
洗濯機
ご自宅の洗濯機にてお手入れしていただけます。
手洗い
ご自宅の浴槽などで手洗いにてお手入れしていただけます。
ドライクリーニング
お近くのクリーニング店にてお手入れしていただけます。
洗濯機 |
洗濯機を使用した生地のメンテナンスはタテ式洗濯機のみ推奨をしております。
ソファカバーは表向きのまま小さく折りたたみ、洗濯ネットに入れて洗ってください。洗剤の種類は「衣類にやさしい」と書かれた中性洗剤の使用がおすすめです。
ご利用の洗濯機のメニューに優しく洗える設定がございましたら、選択していただきますと生地の負担軽減になります。 乾燥機のご使用はお控えいただき、浴室乾燥または陰干しで乾かしてください。 「蛍光剤」に注意 「白さを際立たせる」効果がある中性洗剤は「蛍光剤」といった成分が含まれています。日光が当たった時に白く見えるように、光を反射する効果があり、生地本来の色味を損なう可能性がございます。 |
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手洗い |
手洗いを行う前にほこりや気になる大まかな汚れを取り除きます。洗う場所は水が溜められ、広さのある浴槽がおすすめです。 小さく折りたたみ、ぬるま湯(30度〜40度)に中性洗剤を入れ、優しく汚れを出すように洗ってください。汚れが落ちたら、洗剤が落ち切るまですすぎ洗いをしましょう。脱水を行い、乾燥機のご使用はお控えいただき、浴室乾燥または陰干しで乾かしてください。 |
ドライクリーニング |
石油系(一般的なクリーニング方法)の溶剤をご使用ください。 |
生地にあったお手入れを行うことが、生地の耐久年数を伸ばす大切な心がけです。しかし、いずれのお手入れも頻繁に行いますと生地を傷める原因となりますので、ご注意ください。
カバーを整える
座面部分
座面を伸ばしながら背クッション側に向かって隙間を詰めるように奥側へ入れ込みます。
アーム部分
座面を伸ばしながらアーム側、背クッション側に向かって隙間を詰めるように奥側へ入れ込みます。
脚元部分
端を軽く引っ張りながら上から下へ脚の形に沿ってシワを伸ばします。端をソファの内側へ撫でるように入れ込むと、本体裏側にくっつきます。
クッションのお手入れ
ふんわりとした感触が低下している場合、クッションのお手入れが有効です。また、羽毛クッションは日頃のメンテナンスをおこなうことで、長持ちします。
羽毛クッション
お手入れ手順
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1
まず、クッションの中に空気を入れるように思い切ってクッションをグッと押して、羽毛を解しながら空気を入れます。
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2
横からも同じように押しながら空気を入れ込んでいきます。この時、形を整えながら空気を入れ込むと綺麗な仕上がりになります。
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3
ふんわりとふくらんできたら、表面をなじませるように、優しく全体的に形を整えてます。
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4
綺麗な形のクッションに元通りです。
陰干しが効果的
よく晴れた日に直射日光の当たらない風通しの良い場所で、約2〜3時間程度干してください。 陰干しをすることで湿気をとり除き、羽毛本来のやわらかさを取り戻します。綿やウレタンの部材でも湿気を飛ばすことで心地よくご利用いただけますのでお試しくださいませ。
脚元のお手入れ
ホコリがたまりやすい脚元はクイックルワイパーや掃除機で掃除をしてください。 ご利用しているのソファの高さによって使用できるお掃除器具を選びますが、どの高さの脚元でもクイックルワイパーをご利用できます。 脚の高さが13cm以上であれば自動掃除機(ルンバ)の利用が問題なくできる高さです。ソファの高さにあったお掃除器具で快適なソファライフを過ごしましょう。
ソファの中にはを永く使用していると、ぐらついてしまうソファがございます。 ソファと脚を接合しているネジ(脚とネジが一体型の仕様もございます)の緩みが原因なので、締め直しを行いましょう。 ソファの背もたれ部を床に寝かせる形にして、脚部を床と平行にしてからメンテナンスを行います。
ソファの中には大変重量のあるソファもございますので、必ず2人以上での作業を推奨しております。大きな布やシートをお持ちでしたら、ソファを寝かせる際に敷くと、床やソファのへこみ・傷防止になります。
ソファのお手入れとなると大がかりな作業が多く、腰が重くなりがちです。この機会にソファのお手入れを行い、快い新年を迎えてみてはいかがでしょうか。
NOYESのソファは
ソファ職人が高い技術で
心を込めて一つ一つ丁寧に
お作りしています
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