生地選びが、もっとたのしくなる。
生地の事なら後藤さん
2008年12月号
特集
冬・ウール・そしてMO。
- はい、この5色で全てです。 何度も申し上げますが(笑)、おかげさまでMOも発売以来ご好評を頂いておりますので、カラーバリエーションを更に増やしていくことを課題として残してあるんですよ。
- お!それは期待できますね~。楽しみです。具体的な話は敢えて残しておきますね! カラーバリエーションを増やすということは、その色の羊さんを探さないことには…
- そういうことになりますね。
- …羊さんを人工的に造り出すところからですか?!
- そういったところからではなく(笑) 自然に生息している羊の中から、新たなカラーを安定供給できることが可能かどうかがキーポイントとなってくるでしょうね。
- DBI(ダークビター)色の羊さんがいるんですよね…
-
はい、もちろん。ペルーあたりに生息していますよ。
-
!!
てっきりオーストラリア産だと思っていました。
- ペルーから取り寄せたカラードウールとレギュラーのウール糸を、クリンプ状に撚り合わせてMO独特のツプツプ感のある生地の表情を生み出しています。
- MOの知られざる一面が次々と…。 ではそのクリンプ糸と呼ばれる撚りについてお話を伺いたいと思います。
- MOの織り方をよくよくみると、結構特徴的ですよね?
- ウールの中では、チクチク感の少ない、タッチ感のやわらかい商品に仕上がっていますよね。 天然のウールのことですから、糸の太さも細くてしなやかなものから太くて強靱なものから部分によっては差があります。
- 私は比較的敏感肌で、衣服などのウールのチクチクを感じ取りやすいのでウール選びにはとても慎重です。 MOは肌に触れた感じがとても優しく、凹凸のある独特の風合いを生むクリンプ糸が、肌に優しくフィットします。