生地選びが、もっとたのしくなる。
生地の事なら後藤さん
2009年2月号
今月の特集
新生地さんいらっしゃ~い!(後編)
- サンプル生地で見た時の印象とは違い、 CIはソファに張ると想像以上に格好良く仕上がるんですよ。
- そうですよね!私もCIの撮影に参加させて頂いた時にそう思いました。
- CIには特有の風合い感があるので、カラー展開もベーシックなものに加えてグリーン(CI-EGR)とパープル(CI-LPU)を採用し、ポップでカジュアルな感覚を取り入れました。
- この表面の立体的な凹凸の肌触りがいいですよね。ドットの凹凸が同系色で表現されているので柄が生地に自然に馴染んでおり、独特の個性を醸し出しています。
- これまでにあまりないタイプの生地となっておりますので、お客様からの反応が楽しみな生地です。
- 私もとても楽しみです。 それではファブリックのラストはDランクのLEシリーズです。 生地の中に赤や青、黄など様々な色の糸が混じっていますね。
- それはカラーネップといいます。ネップとは「かたまり」を意味し、糸を撚る段階で様々な色の繊維のネップを撚りこんでいるんですよ。
- パッと見た感じですと「かわいいな」という印象を受けました。
- ベーシックなタイプなので多くのお客様に受け入れて頂けるのではないかと思っています。
- それではいよいよレザーのご紹介です。まずは新たに設定されたXXランク、VTシリーズです。
- 今回、レザーのラインナップを一新するにあたり、高級感のある合成皮革はどういった要素を持つとお客さんに喜んでいただけるかを考えました。合成皮革レザーの一番の特徴は本革に一番近いことだと解釈しています。今回は従来の合成皮革ではなく、人工皮革に焦点を絞りレザーの価値を高めようと思いました。 人工皮革のキメのこまやかさだったり、ソファのフォルムを綺麗に表現できる風合いがお客様に喜んでいただけるのではないかと思い、選択したという背景があります。
- 現在ショールームに展示してあるソファ「Banet」にVTが張ってありますが、すごくマットな生地で触ってみるとしっとりとして、肌馴染みもとても良いです。
- 表面と基布の一体感もあり、生地のキメの細やかさ、上品な風合いが魅力です。